記事要約
・ランド・ノリスはマクラーレンに満足しているものの、将来フェラーリ移籍の可能性を示唆。
・オスカー・ピアストリはマクラーレンに「長期」残留することが決定したばかり。
・ヘルムート・マルコ博士は、バーレーンでのプレシーズンテストでノリスがピアストリを上回ったことを指摘し、今シーズンも同様の展開になると予想。
■ ノリス、将来のフェラーリ移籍を示唆?
ランド・ノリス(マクラーレン)は、今後のキャリアについて問われた際、「どのチームに行きたいかははっきりしています」と『NBC』の取材で語った。
その上で「誰もがキャリアのどこかで目指すチームです」と発言し、フェラーリへの憧れを匂わせた。
しかし、「マクラーレンでの現状にはとても満足しています」と強調し、現時点での移籍の可能性は低いことを示唆した。
ノリスは昨年契約を延長しており、少なくとも2026年末まではマクラーレンに留まる予定だ。ただし、長期的な視点では「オレンジから赤への移籍」、つまりルイス・ハミルトンと同様の道をたどる可能性も否定していない。
■ ピアストリ、マクラーレンと長期契約
一方で、オスカー・ピアストリは2026年までの契約をさらに延長し、長期にわたりマクラーレンに残ることが決定した。契約延長の発表はピアストリの母国であるオーストラリアGPの開催直前に行われ、チームからは「長期的な計画の一環」として歓迎された。
■ マルコ博士「ノリスのほうが優勢」
昨シーズン、ノリスはピアストリを上回る成績を収めたが、バーレーンでのプレシーズンテストでもその流れが続いているようだ。レッドブルのアドバイザー、ヘルムート・マルコ博士は「ノリスの方が明らかに良い走りをしていた」と分析し、今シーズンもノリスがピアストリをリードすると予想している。