マクラーレン好調の裏にレッドブルの“DNA”？共通する“哲学”と“苦悩”にマルコ博士が衝撃発言「彼の影響かもしれない」

記事要約

---

・マルコ博士は、マクラーレンの好調がロブ・マーシャルの移籍と関係している可能性を示唆

・ノリスもマシンの挙動に不満を漏らすなど、レッドブルとの共通点も浮上

・「レッドブルのDNAが入っているかもしれない」と博士が語る

---

■マクラーレン快進撃の裏に“ロブ・マーシャルの影”？

2025年シーズンに入り、マクラーレンの好調ぶりが注目を集めている。これについて、レッドブルのヘルムート・マルコ博士は、ある人物の存在に注目している。それが、かつてレッドブルで長年にわたりエンジニアを務め、現在はマクラーレンに所属するロブ・マーシャルだ。

「マクラーレンは今とても速い。彼（マーシャル）が我々の元を去ってから、あちらのパフォーマンスは一気に上がった。我々のDNAがあのマシンに入っている可能性は高い」と、マルコ博士は語る。

マルコ博士は、マクラーレンのマシン特性がレッドブルと似ており、特に挙動の難しさに共通点があると指摘。実際、ランド・ノリスもマシンの扱いづらさに言及しており、フェルスタッペンらがRB21に苦戦している様子と重なる。

興味深いのは、レッドブルもマクラーレンもドライバーがマシンの挙動に苦しんでいる点だ。「ロブ・マーシャルとの関係があるのかもしれない」とマルコ博士も語り、その影響力の大きさを示唆した。

マーシャルはレッドブル在籍時代に数々の成功を支えてきた技術者で、現在のマクラーレンのマシンにもその哲学が受け継がれている可能性がある。かつての“勝利の方程式”が、今やライバルチームで花開いているのかもしれない。