記事要約
・角田裕毅はモナコGP初日、FP1で14番手、FP2で11番手を記録
・ソフトタイヤのグリップに限界を感じつつも、マシンは改善傾向
・予選に向けてさらにタイムを縮める意欲を見せた
F1第8戦モナコGP初日、角田裕毅(レッドブル)はフリー走行1回目で14番手、2回目で11番手と着実にポジションを上げた。伝統の市街地コースでのタイトな走行に苦戦しながらも、マシンの改善と自身のビルドアップに手応えを感じている。
■角田裕毅(レッドブル)
FP1:1:13.232(14番手)/32周
FP2:1:12.072(11番手)/30周
「いつものモナコらしく、今日のプラクティスはトラフィックが多かったです。ただ、それは全員同じ条件ですし、運もあるので仕方ありません。FP1ではうまく走れませんでしたが、FP2では多くの周回を重ねることができました。
今日の内容は悪くなかったと思います。ソフトタイヤでのグリップには限界を感じていて、FP1でも同様の感触がありました。ソフトに履き替えても大きな変化は感じられず、そこが課題です。ミディアムタイヤでは1周しか走れず、その後の赤旗で中断されてしまい、十分に試せなかったのが残念でした。
とはいえ、FP1からFP2にかけてマシンは確実に前進していますし、細かい部分を詰めていけば、さらに良くなるはずです。自分自身もあと0.2〜0.3秒くらいは縮めたいです。クルマにポテンシャルがあるのは分かっているので、あとは自分がそれを引き出すだけです。今やっていることを継続し、ペースを積み重ねて、明日の予選ですべてをうまくまとめられるよう頑張ります。」
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