記事要約
・ホンダとアストンマーティンは2026年に向けてすでに密接に連携中
・ギヤボックスの自社設計も進行、両社の技術融合が本格化
・両陣営のエンジニアが行き来し、事実上一体化した開発体制に
■ホンダとアストンマーティン、すでに2026年に向けて密接連携とデ・ラ・ロサ
アストンマーティンのチームアンバサダーであるペドロ・デ・ラ・ロサは、ホンダとの連携がすでに本格化していると明かした。ホンダは今年もレッドブルにパワーユニットを供給しているが、同時にアストンマーティンとの2026年プロジェクトにも深く関与しているという。
「我々はホンダと毎日仕事をしています。ルカ・フルバット(アストンマーティンのデザイン責任者)は毎日ホンダとやり取りしています。今回は初めてギヤボックスを自社設計しており、それをエンジンと完全にマッチさせる必要があるんです」
「アストンマーティンとホンダの間では、日々情報のやり取りが行われています。多くの我々のエンジニアがホンダに出向き、ホンダのエンジニアが我々のファクトリーに来ている。今では誰がアストンマーティンの人間で、誰がホンダの人間なのか分からないほど、一体となって作業しています」
2026年にアストンマーティンがワークスパートナーとしてホンダのパワーユニットを搭載することはすでに発表されており、ホンダ側も日々の連携を明かしていたが、アストンマーティン側からの証言は、両者がファクトリー規模で密接に準備を進めていることを裏付けるものとなった。
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