・角田はPUトラブルで予選12番手、本来の力を出せず悔しさ滲む
・Q3進出を狙える速さも、アタック中にエネルギー供給に不具合
・「普通に予選を戦いたい」と嘆きつつ、決勝での巻き返し誓う
F1イギリスGP予選で、レッドブルの角田裕毅は12番手に終わった。Q3進出が見込まれていたなか、エネルギー供給に問題が発生し、肝心のアタックラップでパフォーマンスを発揮できなかった。FP2でのロングランには手応えを感じており、決勝での巻き返しに期待がかかる。
予選:12番手(※決勝は11番グリッドからスタート)
「普通にプッシュラップへ向けて加速したんですが、そこでパワーを失って、ターン3までは本来得られるはずのエネルギーが来ませんでした。その区間でコンマ1秒ほど失っていたと思いますし、それ以外の部分でも本来あるはずのブーストが感じられませんでした。データでも明確にロスが出ていたので、肝心なところでこういうトラブルが起きるのは本当に悔しいです。
週末を通してクルマの感触もよかったし、自信もありました。問題さえなければQ3に行けたはずですし、実際いいペースでした。クルマのパフォーマンスを最大限に引き出せていたので、本当に悔しいです。普通に予選を戦わせてほしいです。
とはいえ、今の目標のポイント圏内は十分狙える位置にいますし、前戦までよりは明らかに良い状況です。セットアップにも満足していますし、週末を通じた調整もうまく機能しています。FP2のロングランにもいい感触でしたし、明日はやるべきことは分かっています。しっかり戦いたいです。」
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