・予選Q3はフェルスタッペンがPP、サインツ2番手、ローソン3番手
・ホンダRBPT勢は角田6番手、ハジャー8番手
・ルクレールとピアストリがクラッシュで赤旗、雨の影響も出た
F1第17戦アゼルバイジャンGPの予選Q3(12分)が終了した。天候は晴れ時々雨で気温20度、路面温度24度とコンディションだった。
トップタイムを記録したのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。2番手にカルロス・サインツ(ウィリアムズ)、3番手にはリアム・ローソン(レーシングブルズ)が続いた。
ホンダ・レーシング(HRC)のパワーユニット「ホンダRBPT」を搭載するレッドブルおよびレーシングブルズの4台は、次のような結果だった。
レッドブル・レーシングのフェルスタッペンは1番手、角田裕毅はレッドブル移籍後最高の予選6番手。レーシングブルズのリアム・ローソンは3番手、イザック・ハジャーは8番手。ホンダ勢はトップ10に4台が入る活躍だった。
フェルスタッペンと角田裕毅は1.026秒差だった。
Q3でも赤旗が出た。4年連続ポールポジションを獲得してきたシャルル・ルクレール(フェラーリ)がターン15でクラッシュ。小雨の影響で路面が滑りやすく、キミ・アントネッリは「白線の上は氷みたいだ」と無線で語った。
さらにQ3で2度目の赤旗はポイントランキング首位のオスカー・ピアストリ(マクラーレン)。ターン3で滑って曲がりきれず壁に突っ込んでしまった。
赤旗となった時点で残り3分41秒。この時点でタイムを残していたのはサインツ、ローソン、ハジャーの3名のみ。天候の影響もあり、このタイムを更新するのはかなり難しい状況だった。
セッションが再開した時点で天候が悪化するようなことはなかったが、路面コンディションも難しい中、短時間でミスなくタイヤを適正温度に上げて、ミスなく完璧に走らなければならない。そんな中、フェルスタッペンがため息が出るような完璧なスーパーラップを走り、前戦イタリアに続き2戦連続でポールポジションを獲得。明日は2戦連続のポールトゥウィンを狙う。
●【F1アゼルバイジャンGP】全セッションのタイムスケジュール・結果
| 順位 | 車 | ドライバー チーム |
タイム差 前車差 |
|---|---|---|---|
| 1 |
1
|
マックス
フェルスタッペン
レッドブル
|
1:41.117
|
| 2 |
55
|
カルロス
サインツ
ウィリアムズ
|
+0.478
+0.478
|
| 3 |
30
|
リアム
ローソン
レーシングブルズ
|
+0.590
+0.112
|
| 4 |
12
|
アンドレア
キミ・アントネッリ
メルセデス
|
+0.600
+0.010
|
| 5 |
63
|
ジョージ
ラッセル
メルセデス
|
+0.953
+0.353
|
| 6 |
22
|
角田裕毅
レッドブル
|
+1.026
+0.073
|
| 7 |
4
|
ランド
ノリス
マクラーレン
|
+1.122
+0.096
|
| 8 |
6
|
イザック
ハジャー
レーシングブルズ
|
+1.255
+0.133
|
| 9 |
81
|
オスカー
ピアストリ
マクラーレン
|
クラッシュ
--
|
| 10 |
16
|
シャルル
ルクレール
フェラーリ
|
クラッシュ
--
|
| 11 |
14
|
フェルナンド
アロンソ
アストンマーティン
|
Q2敗退
--
|
| 12 |
44
|
ルイス
ハミルトン
フェラーリ
|
Q2敗退
--
|
| 13 |
5
|
ガブリエル
ボルトレート
Kickザウバー
|
Q2敗退
--
|
| 14 |
18
|
ランス
ストロール
アストンマーティン
|
Q2敗退
--
|
| 15 |
87
|
オリバー
ベアマン
ハース
|
Q2敗退
--
|
| 16 |
43
|
フランコ
コラピント
アルピーヌ
|
Q1敗退
--
|
| 17 |
27
|
ニコ
ヒュルケンベルグ
Kickザウバー
|
Q1敗退
--
|
| 18 |
31
|
エステバン
オコン
ハース
|
Q1敗退
--
|
| 19 |
10
|
ピエール
ガスリー
アルピーヌ
|
Q1敗退
--
|
| 20 |
23
|
アレクサンダー
アルボン
ウィリアムズ
|
Q1敗退
--
|