F1にV8復活の現実味? フォードとGMが支持、メルセデスも前向き

2026年05月07日(木)8:04 am

記事要約


・F1でV8エンジン復活論が拡大 GMとフォードも支持を表明

・ウォルフ代表やメキース代表も前向きだが、急な自然吸気化には慎重な姿勢

・フェラーリは高騰するエンジン予算の削減を重視し、規則のシンプル化を求める



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■F1でV8エンジン復活の機運高まる 米メーカーも支持

F1でV8エンジン復活を求める動きが急速に広がっている。FIA会長のモハメド・ビン・スライエムがこの構想について「実現するだろう」と発言したことを受け、アメリカの主要メーカーも公然と支持を表明した。

米デトロイトの地元紙『Detroit News』に対し、キャデラックを擁するゼネラルモーターズ(GM)とフォードはいずれも明確な立場を示した。

フォードのレーシング部門責任者マーク・ラッシュブルックは次のように語った。

「FIAやF1がすでに次のレギュレーションについて議論しているのは素晴らしいことです。私たちもこのスポーツのステークホルダーであり、意見を共有していきます。そして当然ながら、多くの自然吸気V8を製造している企業として、F1でV8が見られることを望んでいます」

ゼネラルモーターズのマーク・ロイス社長も同様の見解を示した。

「私はV8が大好きですし、そのサウンドも魅力的です。ただし、比較的新しく参入したチームの一員として、これまでV6ハイブリッドに投じられてきた投資には敬意を払っています。もしF1やFIA、そしてチームがV8へ移行すると決めるのであれば、私たちは準備ができています」

こうしたデトロイト勢の支持に加え、パドック内でも同様の機運が高まっている。

メルセデスF1のチーム代表トト・ウォルフも、レギュレーション変更に前向きな姿勢を示した。
「私たちは新しいエンジン規則に対してオープンです。V8エンジンには素晴らしい思い出がありますし、私たちにとってはまさにメルセデスらしいエンジンです」

ただし、急激な方向転換には警戒も示している。

「もし突然、自然吸気エンジンに完全移行すれば、少し奇妙に見えるかもしれません。例えば内燃機関で800馬力、そこに電動でさらに400馬力を加えるといった形も考えられるでしょう」

一方、独自エンジン開発に巨額投資を行っているレッドブルも、この構想に前向きだ。
レッドブル・レーシングF1のチーム代表ローラン・メキースは次のように述べた。

「レッドブル・フォード・パワートレインズとしても、このアイデアにはかなりオープンです。私たちはこの世代のパワーユニットをゼロから開発してきましたが、それと同時に新たな挑戦にもワクワクしています」

また、フェラーリはコスト削減の観点からシンプル化を求めている。

フェラーリF1のチーム代表フレデリック・バスールはこう語った。
「異常なほど高騰しているエンジン予算を削減することが極めて重要です。」

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