・トスト、苦戦するアストンマーティン・ホンダの要因を独自に分析
・合流の遅れに加え、ニューウェイ代表の体調を懸念
・好調メルセデスの新人アントネッリを次世代の星と大絶賛
元アルファタウリF1チーム代表のフランツ・トストは、アストンマーティンがホンダとの新時代において苦戦している要因の一つとして、エイドリアン・ニューウェイ代表の健康状態が影響している可能性を示唆した。
ポッドキャスト番組『15 Love - Der Business』に出演したトストは、アストンマーティンの2026年シーズン序盤の不振について、いくつかの要因を挙げた。
「まず残念ながら、ホンダは今回の新型パワーユニット(PU)で問題を抱えています。彼らが構築したものは、おそらく当初期待していたようには機能していないでしょう」
しかしトストは、自身のこれまでの経験を踏まえ、ホンダの巻き返しを支持する姿勢も示している。
「日本人の仕事のやり方はよく知っています。遅くとも来年までにはこの問題を解決すると確信しています」と語った。
また、トストはニューウェイ代表のチーム合流が遅かった点にも言及した。
「ニューウェイ代表はアストンマーティンに加わるのが非常に遅かったです。彼が本格的に始動したのは昨年の4月頃であり、これほど大きなプロジェクトに対して、極めて短い準備期間でした」
「まだ修正すべき点が山ほどあります」
トストのこの発言は、最近ニューウェイ代表のチーム内での露出減少や健康不安を巡る憶測が取り沙汰されている状況とも重なり、注目を集めている。
「健康状態が許せば、彼は2027年に向けて良いマシンを仕上げるでしょう。その点についてはかなり確信しています」とトストは語った。
一方でトストは、現在チャンピオンシップをリードしているメルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリを、F1の新星として高く評価した。
「現在、レッドブルのマックス・フェルスタッペンがF1で文句なしのトップドライバーであることは間違いありません。ですが、アントネッリのパフォーマンスは非常に印象的で、本当に感銘を受けていると言わざるを得ません」
トストは、19歳のアントネッリが、チームメイトのジョージ・ラッセルを上回る走りを見せている点にも驚きを示した。
「現時点でラッセルを明確に上回っているのは驚きです。彼の方が速い。ここまでのレベルだとは予想していませんでした」
現在もレッドブルのパートタイムコンサルタントを務める70歳のトストは、次のように付け加えた。
「アントネッリは、経験の浅さを考えれば、開幕からの数戦でセンセーショナルなパフォーマンスを披露しています。彼の見せるレースでの落ち着きや、状況を俯瞰する能力…。すでに次世代のスーパースターの領域に達しています」
またトストは、アントネッリがメルセデスF1の代表トト・ウォルフから適切な指導を受けている点も強調した。
「重要なのは慢心しないことです。トトという、優れたチーム代表でありリーダーがついているのですから、彼がアントネッリを正しい方向へと導いていくでしょう。」
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