アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは、パートナーであるメリッサ・ヒメネスが育児休暇から現場復帰したことを受け、スペインの放送局『DAZN』に対する“取材拒否”の姿勢を軟化させたとみられている。
アロンソは、同局の生放送中に長男レオナルドの名前を巡る誤報があったことに強く反発し、それ以降、インタビュー対応を見合わせていたとされる。
スペイン紙『Diario Sport』によれば、現地に派遣されたDAZN取材クルーの一人が赤ん坊の名前を誤って伝えたことが発端となり、アロンソ側の関係者の間で不快感が広がったという。
この騒動を受け、両者の関係は修復不可能ではないかとの憶測も広がっていた。
また同紙は情報筋の話として、アロンソが「ヒメネスがレポーター業に復帰するまではDAZNの取材には一切応じません」という明確な意向を示していたと伝えている。
その後、モナコGP開幕を前に、数カ月間の育児休暇を終えたヒメネスがDAZNの現場に復帰。これにより、アロンソの強硬姿勢にも変化が見られたとみられている。
アロンソとの間に長男レオナルドをもうけたヒメネスは、仕事復帰の舞台として、カレンダーの中でも華やかな一戦であり、さらに2人が居住する地元でもあるモナコGPを選んだ。
ヒメネスの復帰と前後する形で、アロンソが所属するアストンマーティンは、モナコGP用の特別カラーリングを発表した。一方でアロンソ本人は、今週末の戦いについて依然として厳しい見方を崩していない。
アストンマーティンはシルバーストンに本拠地を置くチームだが、44歳ベテランのアロンソは、独特の難しさを持つモンテカルロ市街地コースでポイントを獲得するのは簡単ではないと見ている。
アロンソは次のように語った。
「ここ数戦のレースを見る限り、ポイントを獲得できるチャンスはゼロだと言わざるを得ません。トップ10のマシン、そして上位5チームは、それ以外のチームよりもかなり先行していると思います」
その後に行われたF1モナコGP決勝は、大波乱の展開となった。アロンソは12位でチェッカーを受けたが、9位でフィニッシュしたヒュルケンベルグにサインツとの接触による10秒ペナルティが加算され、さらにペレスにも再スタート時にグリッド枠外から発進したとして10秒ペナルティが科された。
この裁定により、ヒュルケンベルグは13位、ペレスは15位に降格。アロンソは10位に繰り上がり、アストンマーティン・ホンダは今季初ポイントを獲得した。
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