マックス・フェルスタッペンがレッドブルと結んだ新契約をめぐり、元F1ドライバーのロバート・ドーンボスは、ボーナスや個人スポンサーからの収入を含めると、2030年までの総収入が10億ドル(約1,592億円)に迫る可能性があるとの見方を示した。
一方、元F1世界王者のニコ・ロズベルグは、フェルスタッペンの年俸を8,000万ユーロ(約148億円)と推測。ただし、レッドブルF1のローラン・メキース代表は、この金額を否定している。
※円換算は1ドル=159.22円、1ユーロ=185.19円。
ポッドキャスト『Pit Talk』に出演したドーンボスは、同じオランダ出身のフェルスタッペンの収入について、今後のタイトル獲得や個人スポンサーとの契約によって大きく変わると説明した。
「世界チャンピオンになれるかどうか、そして個人スポンサーがさらに増えるかどうかによって変わります。例えば、ハイネケンのような大型契約が加われば、収入はさらに増える可能性があります」
「マックスは、世界のスポーツビジネス界でもトップクラスの存在です。彼はオランダ人スポーツ選手として初のビリオネアになるでしょう」
ドーンボスは、この大型契約をまとめるうえで中心的な役割を担った人物として、フェルスタッペンのマネージャーであるレイモンド・フェルミューレンと、レッドブルのオリバー・ミンツラフCEOを挙げた。
「レッドブルにどれだけの価値があり、マックスにどれだけの価値があるのかを理解しています。レッドブルにとって、マックスには支払う金額に見合うだけの価値があります」
ロズベルグはドイツ紙『Kölner Express(ケルナー・エクスプレス)』に対し、フェルスタッペンがレッドブルにもたらす価値は、ドライバーとしてのパフォーマンスだけにとどまらないと指摘した。
「レッドブルには安定が必要です。だからこそ、マックスにより高い報酬を提示するのでしょう」
「年俸は7,000万~9,000万ユーロ(約130億~167億円)の範囲でしょう。ですから、8,000万ユーロ(約148億円)としておきましょう」
また、フェルスタッペンがマクラーレンと交渉したとの報道については、レッドブルとの契約交渉を有利に進めるためだったとの見方を示した。
「彼がマクラーレンと交渉したことは間違いないでしょう。ただ、レッドブルでの自身の立場を強めるためだけだったと私は思います」
オランダGPが行われたザントフォールトでは、ロズベルグが『Sky Sports(スカイ・スポーツ)』の番組内で、メキース代表に年俸をめぐる噂を直接ぶつけた。
「私が聞いているのは、年俸8,000万ユーロ(約148億円)という金額です。それは本当ですか?」
これに対し、メキース代表は笑みを浮かべながら「それは正しくありません」と否定した。
そのうえで、フェルスタッペンが契約延長を決断した最大の理由は、レッドブルの技術組織に対する信頼だったと強調した。
「結局のところ、マックスが、ミルトン・キーンズでシャシーとPUの両部門を支える計2,000人のスタッフを信頼しているからです。彼は私たちのスタッフに何ができるのかを知っており、私たちを信頼して将来を託すことを選びました。私たちにとって、彼は単に世界で最も速いドライバーというだけの存在ではありません。」
TopNewsをフォロー・購読