【F1|アロンソの去就】「すぐではない」アロンソ、2027年の決断を急がず F1継続かWECか、“別の役割”も

2026年09月17日(木)12:00 pm

記事要約


・アロンソ、2027年の去就について「すぐではない」と早期決断を否定

・現行F1マシンの運転感覚に不満、2027年の規則変更には改善を期待

・F1継続だけでなく別の役割やアストンマーティンでのWEC参戦も選択肢


■アロンソ、2027年の決断は「すぐではない」

フェルナンド・アロンソは、2027年の自身の将来について決断するまでにはまだ時間がかかると語り、F1でドライバーを続ける以外の選択肢も検討していることを率直に認めた。

スペインのマドリードで、来季についての発表はいつ頃になるのかと尋ねられた45歳のアロンソは、簡潔にこう答えた。

「すぐではありません」

アロンソは、自身が決断をためらっている大きな理由として、現行レギュレーションのマシンをドライブする感覚を挙げ続けている。一方、F1のステファノ・ドメニカリCEOは最近、本当の問題はアストンマーティンの競争力にあるとの見方を示していた。

「今のマシンは、これまで何度も言ってきたように、ドライブを楽しむという意味では最高のマシンではないと思います」

アロンソはスペインGPの週に、バルセロナで自身が所有する旧型F1マシンをドライブした後、その考えをあらためて強調した。

「素晴らしい1日でした。今年ここまでで最高の日でした。バッテリーも何もないマシンを運転しました。ただ燃料とタイヤを入れて、大きな音を響かせ、たくさん映像を撮って、耳栓をして。本当に最高でした」

■2027年の規則変更には期待「正しい方向への一歩」

それでもアロンソは、2027年に予定されているレギュレーション変更によって、状況が改善する可能性があると考えている。

「来年は正しい方向へ一歩進むと思っています。そうなることを願っています」

しかし同時に、アストンマーティンに残ることが、必ずしもF1のレースドライバーを続けることを意味するわけではないとも強く示唆した。

「来年に向けて、どのようなプログラムが最善なのかを考え、チームと話し合う必要があります。僕が最も力になれるのが、ステアリングを握ることなのか、それとも別の役割なのか。それを一緒に決めることが最も重要です」

アストンマーティンでWEC(FIA世界耐久選手権)に参戦することも選択肢になり得るのかと直接尋ねられると、アロンソはこう答えた。

「はい」

■アストンマーティンに「急ぐ必要はない」

また、アロンソは、アストンマーティンに自身の後任候補となる大物ドライバーがいるとの見方も、深刻には受け止めていない様子だった。

これまでアストンマーティンへの移籍が噂されてきた大物ドライバーについて尋ねられると、アロンソは冗談交じりにこう返した。

「そのドライバーたちは、夏にローレンスと会っていましたからね。だから、急ぐ必要はありません」

噂されたドライバーたちもすでにチームオーナーのローレンス・ストロールと会っていたことを踏まえ、アロンソは自身の決断を急ぐ必要はないと示唆した。

セルジオ・ペレスは、アロンソの決断は最終的には本人次第だと語った。

「フェルナンドが何をするのかは、フェルナンドにしか分かりません。彼の中には、いろいろな思いが入り混じっていると思います。一方では、別のことをやりたい気持ちもあるのかもしれません。ただ、彼が情熱を注いでいるのは大好きなこの世界です。あと15年続けることだってできるでしょう」

■アロンソ「結果以上に誇りに思えるものがある」

アロンソ自身は、自身が残してきたものは成績だけにとどまらないと考えている。一方で、これまでのF1キャリアではチーム選びがうまくなかったとの見方もある。

「マシンの外で経験してきたことの中には、結果そのもの以上に、自分のキャリアを誇りに思わせてくれるものがたくさんあります。」


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