記事要約
・ペレスがF1復帰に意欲、条件は「重要なプロジェクト」
・2026年参戦予定のキャデラックと強く関連づけられる
・「決して諦めない」が変わらぬ信念とメッセージ
ペレス、F1復帰に意欲「重要なプロジェクトがあれば戻る」──2026年キャデラックと浮上
元F1ドライバーのセルジオ・ペレスは、現役復帰の可能性を今も残している。
昨年末、レッドブルのマックス・フェルスタッペンに遅れを取り続けたことからシートを失い、商業的な後ろ盾があったにもかかわらずF1キャリアは終わったかに見えた。しかし、後任のリアム・ローソンや角田裕毅が苦戦していることから、35歳のペレスの評価が再び高まりつつある。現在ペレスは、2026年にF1参戦を予定している新チーム「キャデラック」と強く結びつけられている。
今週末、メキシコ・プエブラで開催された「フェスティバル・デ・ラス・イデアス」に登壇したペレスは、次のように語った。
「どうなるかはまだ分かりません。ただ、自分が望んだような形でキャリアを終えることができなかったのは確かですし、自分たちにふさわしい終わり方でもなかったと感じています。だから、もし戻るとしたら、それは自分たちを本当にやる気にさせてくれる重要なプロジェクトである必要があります。そういうものが見つかれば、戻ります」
同イベントで聴衆に向けて伝えたメッセージとしては、次の言葉を挙げた。
「決して諦めないこと――それが私の伝えたい一番のメッセージです」
この言葉は、ペレスがレッドブル時代のヘルメットの後頭部にも記していたスローガンだった。
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