・フェルスタッペンに「トップ2条件」付き解除条項の発動説が浮上
・父ヨスはアップグレードの効果を疑問視し、ホーナーとの確執も続く
・ホーナーやマルコは冷静を装うも、舞台裏では去就めぐり緊張高まる
マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が長期契約を早期に解除する可能性が再び注目を集めている。
これまで報じられてきたのは、「7月末時点でドライバーズランキング4位以下になった場合に、契約解除条項が発動する」という説だった。しかし、元F1ドライバーで同郷オランダ出身のロバート・ドーンボスは、それとは異なる情報を持っている。
「シーズン中盤の時点で、ランキング2位以内にいなければならないんです」とドーンボスは『Pit Talk』ポッドキャストで語った。「今の彼はその条件を満たしていない。だから、その解除条項はすでに発動しています」
この発言は、2026年にフェルスタッペンがメルセデスへ移籍するという噂が再燃している背景を説明するものだ。
フェルスタッペンの父でありマネジメントにも関わるヨス・フェルスタッペンは、昨年クリスチャン・ホーナー代表と激しく対立したとされており、『Auto Motor und Sport』は、フェルスタッペン陣営がホーナーの解任または権限縮小を求めて圧力をかけている可能性があると報じている。
「他チームは進化している」とヨスは『Race Express』に語った。「フェラーリは良いアップグレードを持ち込んだし、マクラーレンは常に前にいる。メルセデスはその中間といったところだ」
レッドブルがオーストリアGPで投入したアップグレードについても、ヨスは辛辣だ。
「大して変わっていないと思います。角田(裕毅)を見れば分かるでしょう。Q2にも進めなかった。速さがまるでない。うまくいっていないんです」
フェルスタッペン本人は、2026年にレッドブルに残るかどうかについて明言を避けており、『De Telegraaf』紙は「彼はもう“毎週の謝罪ビンゴ”にうんざりしている」と報じている。
先週末、将来について問われたフェルスタッペンは次のように答えた。
「特に言うことはありません。話せば話すほど記事にされるし、それをどう解釈するかは皆さん次第です。だからあまり言いたくないんです」
ホーナー代表は、今回の一連の憶測について「メルセデスとジョージ・ラッセルが煽っている」と見ており、「ジョージが本当にシートを心配しているなら、もっと積極的に他チームを探しているはずです」と語った。
「我々は自分たちに集中しています。マックスとの契約状況も把握していますし、今回の噂は彼から出たものではありません」
フェルスタッペンがレッドブルを離れる理由のひとつとして、2026年の新レギュレーション下で、メルセデスがパワーユニット面で大きく優位に立つのではないかという懸念もある。
レッドブルのアドバイザーであるヘルムート・マルコは、レッドブルとフォードが共同開発中のパワーユニットについて「計画通り」と語っているが、「それを証明することはできません。それはどのチームも同じです」とも述べた。
マルコはまた、舞台裏ではさまざまな動きがあることを認めている。
「みんな、みんなと話しているよ」と82歳のマルコは語った。
「マックスには2028年までの契約があります。彼を満足させて引き留めるには、勝てるマシンを提供しなければなりません。それが今は完全に整っているとは言えませんが、かなり近づいてきています。
彼が『このチームで勝てる』と感じるなら、彼は残るでしょう」
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