アップルがF1に本気モード…映画『F1』大ヒットで放送権争奪戦へ ディズニーから奪えるのか?

2025年07月13日(日)9:47 am

■アップルがF1への関与を強化? 映画『F1』成功を機に米国放送権獲得を狙う

米テクノロジー大手のアップルが、F1への関与をさらに強める可能性が出てきた。

ブラッド・ピット主演で話題を集めた映画『F1』は、アップル・オリジナル・フィルムズが製作を手掛け、特注のiPhoneベースのカメラ技術を駆使して撮影された。報道によると、アップルはこの映画の興行的成功に非常に満足しているという。

さらに英紙『フィナンシャル・タイムズ』は、アップルがF1の米国における放送権獲得を目指し、現在交渉を進めていると報じている。米国でのF1放送権は現在、ディズニー傘下のESPNが年間8,500万ドル(約125億円)で契約しているが、アップルはその座を奪おうとしている模様だ。

同紙は「シティグループのアナリストは、次のF1米国放送契約は年間1億2,100万ドル(約178億円)に達すると予想していたが、この見積もりは映画『F1』公開前のものだ」と指摘している。

一方、F1で4度の世界王者マックス・フェルスタッペンは、最近の取材でまだこの映画を見ていないことを明かし、次のようにジョークを飛ばした。

「アップルでダウンロードして見ようと思います。」

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