スパで涙…プレッシャーに押し潰される18歳アントネッリ、元F1勢も警鐘「今のままでは危うい」

2025年07月31日(木)12:54 pm

記事要約


・アントネッリがF1昇格後に苦戦、ベルギーGPでは涙も

・ブランドルらが「下位チームで育成すべきだった」と指摘

・2026年もメルセデス残留が濃厚、アルピーヌ移籍案は後退


■“次のフェルスタッペン”の重圧に苦しむアントネッリ──涙のスパ、将来に懸念の声も

メルセデスからF1デビューを果たした18歳の新人キミ・アントネッリに対する注目が日増しに強まっている。ジョージ・ラッセルとチームを組むなかで、思うような結果が出せず、期待の大きさがプレッシャーに変わりつつある。

かつて“次のフェルスタッペン”と称されたアントネッリは、17歳でスーパーライセンスの特例承認を受け、わずか18歳でF1昇格。しかしその早すぎる飛び級が仇となり、直近のF1ベルギーGPでは報道陣の前で涙を見せるなど、精神面の不安も表面化している。

■ラルフ・シューマッハ「この差が縮まらなければキャリアに影響」

元F1ドライバーのラルフ・シューマッハは、アントネッリとラッセルの差が開きすぎていると懸念を示す。

「彼は明らかに遅れすぎています。もしラッセルとのギャップが埋まらなければ、キャリアそのものが危うくなりかねません」と語った。

「“新たなフェルスタッペン”としてF1に来るのは誰にとっても良くない。世界レベルのドライバーになろうとするなら、誰もがその比較対象としてラッセルとのパフォーマンスを見ますが、現時点ではそれに届いていません」

■マーティン・ブランドル「なぜ下位チームで慣らさなかったのか」

『f1-insider.com』に語った元F1ドライバーのマーティン・ブランドルも、アントネッリをいきなりトップチームに昇格させたメルセデスの判断に疑問を呈している。

「いまだになぜ彼を1〜2年、下位チームで走らせなかったのか理解できません。かつてのラッセルのように、プレッシャーの少ない環境で育てるべきでした」

「このまま精神的に沈んでしまうようなことは、メルセデスとしても避けなければなりません」

■ロズベルグ「早めの契約提示で自信を持たせるべき」

2016年F1ワールドチャンピオンのニコ・ロズベルグもデンマークメディア『Ekstra Bladet』に対し、メルセデスに早期の契約提示を提案した。

「僕なら彼と契約します。大きなコストではないし、本人の自信にもつながる。もし年末に問題が起きても、F1ではよくあるように、契約解除して代えることもできます」

■2026年も続投の見込み、アルピーヌ移籍案は後退

トト・ウルフ代表は一時、フラビオ・ブリアトーレとアルピーヌへのレンタル移籍について協議したとされるが、現時点ではアントネッリとラッセルのコンビを2026年も維持する方向で固まりつつある。

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