・フェラーリがバスール代表との契約を2026年末まで延長へ
・今季開発を縮小し、2026年技術規則に向け次期マシンへ集中
・副代表ダンブロシオが語る「フェラーリは情熱が息づく場所」
フェラーリは2026年末までフレデリック・バスール代表との契約を延長する方針だ。マラネロのチームは今季のマシン開発を段階的に終了し、来年から導入される新F1技術規則に焦点を移しつつある。
スイス紙『Blick』は「フェラーリは“忍耐”という新たな美徳を発見したようだ。夏休みの間にバスール代表(57歳)との契約延長が予定されている」と報じた。
ちょうどタイミングよく、フェラーリはスパで導入した新型リアサスペンションによって、シャルル・ルクレールが3位表彰台を獲得。一方でルイス・ハミルトンは厳しい週末を過ごしたものの、チームは開発の方向性に自信を見せている。
バスールは次のように語った。
「我々はまだ微調整を終えていないと思っています。スプリント週末で新仕様を使うのは難しいと分かっていましたが、ブダペストまで導入を遅らせたくなかったのです」
「確かに金曜はロングランもできず、比較のためのベンチマークも取れませんでしたが、それでも“新しいもの”を持ち込んだのは良い判断だったと思っています。次戦ハンガリーの準備でもありましたから」
バスールは、今後のチームの開発方針についても言及した。
「どのチームも同じ状況です。シーズン終盤に近づけば近づくほど、翌年に焦点を移していくことになります。今後もサーキット特性や天候に合わせた小規模なアップデートはあるでしょうが、大きな新機能はもう出てきません」
バスールの右腕としてフェラーリに加わったのが、元F1ドライバーであるベルギー出身のジェローム・ダンブロシオ。かつてメルセデスでトト・ウルフの副官を務めた経験を持ち、現在はフェラーリで副代表を務めている。
RTBFのインタビューで、ダンブロシオは次のように語った。
「モータースポーツ好きにとって、フェラーリというブランドはF1と自動車の歴史の大部分を占める存在です。初めてフェラーリに来た日のことは、今でも特別に感じています」
「マラネロという街全体がチームを中心に動いていて、そこにいるだけで情熱が感じられるんです。コーヒーショップに入れば、誰もが直近のレースや週末の話をしています」
さらに、こうも付け加えた。
「私は自分の仕事が大好きですし、フレッドやチームのみんなと働けるのが嬉しいです。ステアリングを握って勝つのも、ピットウォールから勝つのも、喜びは同じなんです。壁の向こう側に移っても、何も失ったとは感じていません」
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