・フェラーリ会長ジョン・エルカンが初めてコメントし、バスール代表への全面的な信頼を表明
・マラネロ内部に「団結」を呼びかけ、噂や不振の中でも全力で戦う姿勢を強調
・ルクレールは予選3番手で明るい兆しも、ハミルトンと共に去就報道が浮上
フェラーリ会長のジョン・エルカンが、チームの指揮体制を巡る数週間の憶測に対して初めて公にコメントし、フレデリック・バスール代表への「全面的な信頼」を表明した。さらに、マラネロ内部に「団結」を呼びかけた。
エルカン会長は、ワシントンで開かれた全米イタリア系財団(NIAF)の設立50周年記念式典で発言。最近の不振や、クリスチャン・ホーナーが後任に就くとの噂が広がる中で、フェラーリに対する圧力が高まっている状況を直接的に語った。
「我々はチーム代表のフレデリック・バスールと、彼がフェラーリのメカニック、エンジニア、そしてドライバーたちと共に進めている仕事に全面的な信頼を寄せています。彼らは今週末、オースティンで懸命に働いています」と、イタリア紙『La Repubblica』がエルカンのコメントを伝えている。
「また、チーム全員が一丸となって取り組み、唯一重要な目標――つまり常に全力を尽くして戦うこと――に集中し続けることの大切さを改めて強調したいと思います」
フェラーリはアメリカGPの週末も苦戦を強いられているが、シャルル・ルクレールが日曜決勝に向けた予選で3番手を獲得し、チームにわずかながら明るい兆しをもたらした。
「僕たちは攻めます。今年中にもう一度勝ちたいんです。まだ信じています。3番手からでも、何だって可能です」とルクレールは『Sky Italia』に語った。
ルイス・ハミルトンは予選5番手からスタートする。
一方で、フェラーリの将来を巡る噂はドライバーにも及んでおり、ルクレールのマネジメント陣が不満を示唆したほか、オスカー・ピアストリが2027年のフェラーリ入り候補として報じられている。
『Corriere della Sera』のジャーナリスト、ジョルジョ・テルッツィは「ルクレールとハミルトン――フェラーリに別れを告げるのか?」と題し、「フェラーリの回転ドアは、ルイスとシャルルに不確かな未来をもたらしている」と論じている。
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