・マカオGPフォーミュラ・リージョナル予選1でスレイターが劇的なラストアタック、暫定ポールを獲得。
・赤旗が3度出る波乱展開。デリニーが一時首位も、スレイターが終盤に逆転。
・FP1最速の加藤大翔はトラフィックに阻まれ8番手にとどまった。
多くのF1ドライバーたちも挑戦してきた第72回マカオグランプリ(ギア・サーキット)の初日、フォーミュラ・リージョナル(FR)の予選1が11月13日(木)にドライコンディションで行われ、フレディ・スレイター(Prema)が劇的なラストアタックで暫定ポールポジションを獲得した。
スレイターは残り10分、新品タイヤで2分16秒132を記録し首位に立った。その後、リスボア・ベンドで山越陽悠がクラッシュし赤旗中断。その後の再開直後、昨年優勝チームR-ace GPのエンツォ・デリニーが2分16秒016へとタイムを更新した直後に、レザ・シーワールトン(TRIDENT)がクラッシュし再び赤旗となった。
残り時間はわずか5分。多くのドライバーが1周のみの勝負となる中、デリニーは先頭でコースインしたが最初のアタックでミス。2周目に挑もうとしたものの、梅垣清(VAN AMERSFOORT)がクラッシュし、最終的にセッションは3度目の赤旗で終了となった。
その直前、スレイターはクリアラップを得て2分15秒708を叩き出し、デリニーを逆転して暫定ポールを確定。3番手にマリ・ボヤが続いた。
スレイターは最後の走りについて「7台ほどのトレインの中で、最後の1周にすべてを賭けました。タイヤをベストな状態に持っていき、リスクを計算しながら限界を攻めました」と語った。
フリー走行1回目(FP1)でトップタイムを記録した加藤大翔(ART)は1.178秒差の8番手で、FP1の自身のタイムを塗り替えられなかった。赤旗も多く「ニュータイヤでアタック出来なかった」ことをSNSで明かしている。また「ラストラップの赤旗出るまでは全体P2ペース」で走っていたこともあり、気持ちは「ポジティブ」だという。
| 順位 | 車番 | ドライバー(チーム) | タイム/差 |
|---|---|---|---|
| 1 | 11 | フレディ・スレイター(SJM Theodore Prema Racing) | 2:15.708 |
| 2 | 5 | エンツォ・デリニー(R-ACE GP) | +0.308 |
| 3 | 7 | マリ・ボヤ(KCMG ENYA PINNACLE MOTORSPORT) | +0.321 |
| 日本人ドライバー | |||
| 8 | 23 | 加藤大翔(ART GRAND PRIX) | +1.178 |
| 10 | 3 | 中村仁(R-ACE GP) | +1.338 |
| 17 | 24 | りー海夏澄(ART GRAND PRIX) | +2.082 |
| 19 | 18 | 鈴木斗輝哉(TOM'S FORMULA) | +2.248 |
| 24 | 10 | 山越陽悠(EVANS GP) | +3.239 |
| 25 | 17 | 佐野雄城(TOM'S FORMULA) | +3.266 |
| 26 | 28 | 梅垣清(VAN AMERSFOORT RACING) | +3.455 |