【F1】独走メルセデス vs フェラーリ本気の反撃へ・・・新ウイング投入 ウォルフ代表「見た目ほど優位ではない」

2026年04月07日(火)23:16 pm

記事要約


・過去には熾烈なチームメイトバトルも経験したメルセデスは、シーズン序盤でタイトル争いを語るのは時期尚早とする姿勢を示した

・優位に見えるメルセデスだが、ライバルチームの動向にも目を光らせている

・フェラーリにとって4月の休みは、マシン開発を加速させるうえで重要な期間となる


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■現時点でタイトル争いの議論は時期尚早と語るウォルフ代表

メルセデスF1のトト・ウォルフ代表は、19歳の新星キミ・アントネッリが早くもタイトル獲得の有力候補として浮上している中、メディアに対して過剰な期待を控えるよう求めた。

アントネッリは開幕3戦を終えてランキング首位に立っているが、ウォルフ代表はタイトル争いについて語るのは時期尚早だと明言している。

「今後、記者会見でアントネッリにチャンピオンシップについての質問が飛ぶでしょうが、それは時期尚早です。彼は2勝を挙げていますが、まだ19レースも残っています。勝つことも負けることもあります。彼は引き続き良い走りを見せる必要があります。チャンピオンシップについて語るのはアブダビで十分です。それまで長い道のりです。まだ何も起きていませんし、シーズンの20%も消化していません」とウォルフ代表は語った。

この警鐘は、メルセデスがアントネッリとジョージ・ラッセルの間でチーム内バトルを繰り広げる可能性を暗に示しており、ルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグの激しいライバル関係を連想させる。

■見た目ほど優位ではないと警戒するメルセデス

また、ウォルフ代表はメルセデスが2026年シーズンを完全に独走する可能性を否定している。

「マイアミGPは新たなスタートとなるでしょう。各チームが持ち込むアップグレードは効果を発揮するのか、他のシステムもどれだけ最適化できたのかが問われることになります。興味深い展開になっていくでしょうね。各チームとドライバーは、これらのシステムを有利に使う方法を学び始めており、その兆しは日本GPで初めて見られました。最初の2レースではしっかり優位に立っていましたが、日本GPではそこまで優位性はありませんでした。私たちは常にそのことを警戒してきました」

ウォルフ代表は、メルセデスが現在の立ち位置について依然として慎重な姿勢を崩していないと付け加えた。

「まだ3レースしか終わっていません。今は私たちが主役のように見えるかもしれませんが、3戦後にも同じ状況にいるとは限りません」

■フェラーリ、4月の春休みを利用して開発を推し進める

現在最も近いライバルであるフェラーリは、4月の春休みを活用し、差を縮めようとしている。

F1ジャーナリストであるパオロ・フィリセッティはイタリアのスポーツ紙、『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』にこう書いている。

「フェラーリは今後4週間、エネルギーマネジメントの改善と、いわゆるADUO(Additional Development and Upgrade Opportunities:追加開発・アップグレード機会)と呼ばれるパワーユニット(PU)の改良に注力するでしょう。同時に、エンジニアたちはフロア、サイド、フラップの改良にも取り組んでおり、(180度回転する)マカレナ・ウイングの正式導入も予定されています。」

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