・ヴァン・デル・ガルデが大胆予測、フェルスタッペンが盟友ランビアーゼより先に離脱か
・相次ぐ主要人材の流出 創業者マテシッツを失ったレッドブルの構造的限界
・揺れるエースの去就 マネージャーは「レッドブルとの契約が最優先」と強調
元F1ドライバーのギド・ヴァン・デル・ガルデは、マックス・フェルスタッペンが、長年の盟友であるレースエンジニア、ジャンピエロ・ランビアーゼのマクラーレン移籍よりも先にレッドブルを離脱する可能性があるとの見方を示した。
フェルスタッペンをデビュー直後から支えてきたランビアーゼは、将来的にマクラーレンへ移籍し、シニアリーダーシップ(上級職)に就くことが決まっており、マクラーレン側はその時期を「遅くとも2028年まで」としている。
しかし、オランダの専門誌『Formule 1』に寄稿したヴァン・デル・ガルデは、そのタイムラインが別の事象によって塗り替えられる可能性を指摘した。
「究極の問いは、ランビアーゼとフェルスタッペンのどちらが先にレッドブルを去るか、です。私はマックスの方に賭けます。理由はシンプルです。今のレッドブルはチーム体制が整っておらず、うまく機能していません。マックスは純粋に勝利とタイトルを狙えるマシンに乗りたいだけなんです。今シーズン終了後、彼は新たな一歩を踏み出すことになると私は考えています」
一方で、ヴァン・デル・ガルデはランビアーゼの決断について理解を示している。
「マクラーレンのようなトップチームで、将来的にチームの上層マネジメント職へ昇進できるチャンスがあるなら、その機会は両手で掴み取るべきです」
また、同じく元F1ドライバーのヤン・ラマースは、かつて圧倒的な強さを誇ったレッドブルの構造的な崩壊は、2022年に創業者ディートリッヒ・マテシッツが死去したことが発端であると分析する。
「まるでマックスが、近いうちにあのチームで最後に幕を引く存在になるかのようです。主要メンバーが次々と去り、多くのことが変化しています。ある時点を境に、マックスひとりではもはや状況を立て直せなくなる時が訪れるでしょう」と、ラマースはオランダのテレビ局『Ziggo Sport』で語った。
フェルスタッペンの将来をめぐっては、現行レギュレーションへの公然たる不満も相まって憶測が再燃している。しかし、マネージャーのレイモンド・フェルミューレンは、現時点では「安定」が鍵であると強調した。
「相互の信頼関係が極めて重要です。レッドブルとの契約がメインであり、我々はそれを軸に他の契約を調整しています。」
【関連記事】
● 悪天候で中止・・・100万円獲得の岩佐歩夢はポールポジションから走れず終幕/スーパーフォーミュラ第3戦オートポリス