・2026年F1スペインGPの舞台、マドリード新サーキットで最初のアスファルト舗装が完了
・カルロス・サインツが450馬力のフォード・マスタングで初走行
・24度バンクのターン12「ラ・モヌメンタル」や高速道路下のトンネル区間に注目
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カルロス・サインツ(ウィリアムズ)が、2026年F1スペインGPの開催地となる新たなマドリード・サーキットで初走行を行った。このレイアウトでは、迫力あるバンクや高速道路下を通るトンネル区間が、早くも大きな特徴として注目を集めている。
建設の遅れや、通称「マドリング」計画が予定どおり間に合うのかを巡ってたびたび憶測が流れるなか、スペインの首都マドリードにあるIFEMA見本市会場(大型展示会施設)周辺では、全区間で最初のアスファルト舗装が完了した。
サインツは、普段のウィリアムズF1マシンではなく、450馬力のフォード・マスタングGTをドライブ。地元出身のサインツは、全長5.4kmの半公道サーキットを最初に周回したF1ドライバーとなった。
「言葉にするのが本当に難しいですね。自分の地元でレースをすることは、ずっと夢見てきたことでした。マドリードは素晴らしい街ですし、そこにF1のサーキットができるなんて、本当に最高です」とサインツは語った。
ドイツの『Auto Motor und Sport』によると、このサーキットは、市街地コースらしいタイトな区間と、伝統的な常設サーキットを思わせる流れるような高速コーナーを組み合わせたレイアウトになっている。
なかでも目を引く特徴のひとつが、マドリードの高速道路網の下を通る2つのトンネル区間だ。
そして、最大の話題となっているのは、ターン12に設けられた巨大なバンク付きコーナー「ラ・モヌメンタル」だ。マドリード新サーキットの名物区間となりそうなこの半円形のコーナーは、伝統的な闘牛場を思わせる形状が特徴となっている。
大きく傾斜したこのバンク区間について、サインツは「約500mにわたって続きます」と説明した。
「ここでは、特にダーティエア(前車の乱気流)から抜け出すために、サイド・バイ・サイド(横並び)の争いができると思います。(※傾斜のあるバンク上で、上下に複数の走行ラインを選べるため)上のラインにも行けますし、下のラインにも行けます」
「そして、ここの最後のところでは、見て分かるように上ってから下っていきます。つまり、単なるバンクではなく、上下の動きもあるバンクなんです。これはすごいことになると思います」
サインツは、このバンク区間が観客にとっても大きな見どころになると考えている。
「左側にも右側にもグランドスタンド(大型観客席)ができます。こういう場所は、あまり多くないと思います」
またサインツは、半公道サーキットでありながら、通常より幅の広いレイアウトがオーバーテイクを助けるはずだと見ている。
「コース幅が広いので、僕たちにとっては追い抜きがしやすくなると思います。市街地コースでは、あまり見られない特徴ですね」とサインツは予想した。
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