100年ぶりのドイツ人参戦、ミック・シューマッハが語るインディ500の危険性「恐怖ではなく敬意」

2026年05月21日(木)10:17 am

記事要約


・シューマッハが、インディ500の危険性に対する敬意の重要性を強調

・多重クラッシュを受け、インディカーの安全性を巡る議論が再燃

・シューマッハは安全性の向上にも言及し、インディ500参戦への意欲を示す



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ミック・シューマッハは、高速で争われるオーバルレースの危険性を改めて浮き彫りにした練習走行中の激しいクラッシュを受け、「インディ500」を戦ううえで必要なのは「恐怖」ではなく「敬意」だと語った。

元F1ドライバーのシューマッハは、今週末のインディ500への出場権を獲得。インディ500に参戦するドイツ人ドライバーとしては100年以上ぶりとなる。

今回のレースを前に、元F1ドライバーのロマン・グロージャンとアレクサンダー・ロッシを含む激しい多重クラッシュが発生し、インディカーの安全性を巡る議論が再燃している。ロッシは病院に搬送され、その後、手術を受けた。

「エド・カーペンター・レーシングのロッシは、インディ500の練習走行中のクラッシュで左手の指と右足首に軽傷を負い、月曜日の夜に外来手術を無事に終えました」とチームは声明で発表した。

■シューマッハ家は以前からインディカー参戦に懸念

シューマッハの家族は、以前からインディカーの危険性について懸念を示してきた。

叔父のラルフ・シューマッハは、ミックがそもそもシリーズに参戦すべきかどうかに疑問を呈しており、父ミハエル・シューマッハも現役時代にオーバルレースの危険性について同様の発言をしていた。

シューマッハは『Speedweek』に対し、特にオーバルレースでは常にリスクが伴うことを認めた。

「敬意を持たなければいけません」と彼は語った。

「もちろん、僕もそう感じています。しかし、シリーズやサーキットが以前よりもはるかに安全になっていることも分かっています。それを理解しているからこそ、レースへのアプローチにも影響しています」

■シューマッハ「全員が無事に走り切れることを願う」

27歳のシューマッハは、マシンに乗り込む前に危険性について過度に考え込むことはないと強調した。

レース前に危険性が頭をよぎるかと問われると、シューマッハはこう答えた。

「いえ、そこまで意識はしません。モータースポーツの安全性には限界があります。家のソファにいるのが一番安全ですが、それでは面白くありません」

シューマッハは、月曜日のクラッシュによって、インディ500では一瞬で状況が悪化する可能性があることを改めて実感した。

オーバルレースは、長時間にわたる高速走行、わずかなミスも許されない接近戦、そして逃げ場の少なさから、トップレベルのモータースポーツの中でも特に危険なレース形態の一つと考えられている。

それでも、シューマッハはこの挑戦に全力で取り組む姿勢を崩していない。

「レースを楽しみにしていますし、全員が無事に走り切れることを願っています。」

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