フェルスタッペン「このままでは続けられない」2027年レギュレーション修正案巡り、再び不満

2026年05月27日(水)4:43 am

記事要約


・フェルスタッペンが2027年レギュレーション修正案の撤回ならF1離脱の可能性を示唆

・GTレースへの関心が高まるフェルスタッペンの今後に注目

・レッドブルの苦戦が続く中、RB22の挙動にも強い不満



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マックス・フェルスタッペンが、F1が2027年のエンジン規則変更案を撤回するようであれば、F1から離れる可能性を再び示唆した。

フェルスタッペンは数日前、FIA(国際自動車連盟)が2026年レギュレーションにおける電動化依存を見直す方向性を示したことで、一時は安心感を示していた。

しかしそのわずか数日後、原則合意されていた2027年レギュレーション修正案に一部の自動車メーカーが難色を示しているとの報道を受け、再び強い不満を口にしている。

「こんな状況では続けられません。あり得ません」

モントリオールでフェルスタッペンはそう語った。

「もしこのままだったら、来年は長いシーズンになるでしょうし、僕はそんな状況を望んでいません」

フェルスタッペンは、直接的な引退表明こそ避けたが、その発言はかなり際どいものだった。

レギュレーション変更が延期、もしくは撤回された場合でもF1を離れる可能性があるのかと問われると、フェルスタッペンはこう答えた。

「もしこのままだったら…。まあ、その時になれば分かるでしょう」

さらに現在のF1について、「まったく楽しめていません」とも付け加えた。

■2027年レギュレーション修正を巡る対立、フェルスタッペンは一部メーカーを批判

フェルスタッペンは、一部メーカーによる政治的駆け引きが進展を妨げていると指摘した。

「すべてのチームが同意しているわけではありません。それがF1というものです」

4度のワールドチャンピオンであるフェルスタッペンは、とりわけフェラーリが反対姿勢を示していることを匂わせる一方で、メルセデスは2027年案を支持しているとの見方を示した。

「FIAとFOM(フォーミュラ・ワン・マネジメント)が強い姿勢を取るなら、実行するしかありません」

一方で、フェルスタッペンのGTレースへの関心の高まりは、彼の長期的なF1キャリアを巡る憶測をさらに強めている。

ニュルブルクリンク24時間レースでの走りが大きな話題を呼んだあと、一部ファンからは、ノルドシュライフェ(ニュルブルクリンク北コース)でのレースの方が現代F1より面白いとの声まで上がった。

「ええ、その意見は理解できます」

フェルスタッペンはオランダの『De Telegraaf』紙に対してそう認めた。

「ノルドシュライフェにはたくさんのアクションがあります。純粋に見えますし、オーバーテイクも人工的(システム頼み)に感じません。非常に過酷で、少しのミスも許されません」

またフェルスタッペンは、現在のF1カレンダーにも苦言を呈した。

「F1では素晴らしいサーキットも走りますが、そうではない場所もあります」

フェルスタッペンは現在、来年初めにデイトナ24時間レースへ参戦する可能性まで検討しているという。

「もし参戦するなら、トレーニングプログラム全体を調整しなければなりません。家族とも話し合う必要があります。今のところはアイデア段階で、まだ具体的ではありません」

■モントリオールで苦戦続くレッドブル、RB22の挙動にも不満

しかし、モントリオールではRB22に苦しむ厳しい週末を過ごしている。フェルスタッペンは激しいバウンシングとストレート性能不足について繰り返し不満を口にし、新しいマシンより「新しい腰」が必要だと冗談を飛ばした。

「あまりにも減速してしまうため、特定のコーナーでは進入速度がかなり落ちてしまいます。それによってブレーキングポイントも変わってしまうのです」

チーム代表のローラン・メキースは、痛みを伴うことを承知で意図的にセットアップ実験を行っていたことを認めた。

「これがフラストレーションの溜まるものだと分かっています。すまない、フェルスタッペン」

メキース代表はチームラジオでそう語った。

「ですが、私たちには学ぶべきことがたくさんあります。苦しいですが、これは必要なデータなのです。」

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