・BYDが将来的なF1参戦の可能性を真剣に検討
・BYD副社長がF1を技術開発の場として高く評価
・FIA会長、中国メーカーの参戦を歓迎し収益増加に期待示す
中国の自動車大手BYDが、将来的なF1参戦を真剣に検討していることを公に認めた。
この発言は、世界最大のEVメーカーであるBYDと、“ガーデニング休暇※”期間を終えて公の場に再び姿を見せ始めている元レッドブル代表のクリスチャン・ホーナーとの関係が取り沙汰される中で出たものだ。
※ガーデニング休暇:チームを離脱したエンジニアや首脳陣が、競合チームへ移籍する前に一定期間、業務から離れることを義務付けられる待機期間。機密情報の保護などを目的としている。
イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』によれば、BYD副社長のステラ・リーは、同社がF1参戦を積極的に検討していることを認めた。
「私たちはこの機会を真剣に検討しています」とリーは語った。
この発言は、ホーナーがカンヌで開催されたBYD関連の授賞式に出席していたほか、週末にリーと2度面会したと報じられた数日後のことだ。
憶測では、まったく新しいチームとしてF1に参戦し、12番目のチーム枠を狙う可能性や、オトロ・キャピタルが保有するアルピーヌの24%株式売却に関与する可能性が取り沙汰されている。
また、モントリオールのパドックでは、レッドブル傘下のレーシングブルズ売却の噂も広がっている。
BYDは最近、テスラを抜いて世界最大のEVメーカーとなっており、本格的なF1プロジェクトを進められるだけの資金力を持つ数少ない企業の一つだ。
リーは、F1がBYDの技術を開発するプラットフォームとして重要な役割を果たす可能性があるとの見方を示した。
「F1は私たちの技術をテストするための理想的な実験の場になるでしょう」と『Sport Mediaset(スポーツ・メディアセット)』に語っている。
また、FIA(国際自動車連盟)会長のモハメド・ベン・スレイエムも、中国メーカーのF1参戦の可能性を歓迎する姿勢を公に示している。
「もし中国メーカーが関心を示すのであれば、FOM(フォーミュラ・ワン・マネジメント)は受け入れるでしょう」と述べた。
「さらに、中国から新チームが加われば収益増にもつながるはずです。私は間違いなくそう思います。」
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