レッドブル・レーシングは、チームにとって母国レースとなるオーストリアGPを前にプレッシャーが高まる中、関係者が2026年シーズン最大のアップグレードパッケージと表現する開発を準備している。
オランダ紙『De Telegraaf』および『De Limburger』のジャーナリスト、エリック・ファン・ハーレンによれば、F1オーストリアGP開催地のシュピールベルクに持ち込まれるパッケージは、今季序盤のマイアミGPで導入されたアップデートよりもさらに重要なものになるという。
「今回、関係者は新しいパッケージがさらに重要なものになると認めています」とファン・ハーレンは報じた。
オーストリアを母国とするレッドブルは、この開発によって、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がドライバーズランキング7位に低迷し、RB22※の競争力に公然と疑問を呈している不安な流れを反転させたい考えだ。
※RB22(Red Bull RB22):レッドブルの2026年型F1マシン
少なくとも、もうひとつ明るい材料がある。
ファン・ハーレンによれば、レッドブルは今季ここまで重量超過のマシンを走らせていたが、ついに最低重量まで引き下げることに成功したという。
そのタイミングは極めて重要だ。フェルスタッペンの将来をめぐる憶測は続いており、契約に含まれる成績連動型の離脱条項を近く発動する可能性があるのかどうかにも注目が集まっている。
1997年のF1世界王者ジャック・ビルヌーブは、レッドブルにスター・ドライバーを失う余裕はないと考えている。
「彼を引き留めるために全力を尽くさなければなりません。なぜなら、彼は現在、エンジンを除けばチームで唯一の良い部分だからです。チーム内では、誰が主導権を握るべきかをめぐって大きな権力争いが起きているように見えますし、全員が追い出されているようにも見えます。レッドブルに明るい未来を見るのは非常に難しいです。本当に奇妙な状況です」
ビルヌーブは、この状況が以前から悪化していたと考えている。
「ここ2、3年で、非常に政治的な場所になりました」とビルヌーブは語った。
「現在、物事は下り坂にあり、まだ底には達していません」
レッドブルはここ数日、FIA(国際自動車連盟)のADUO評価に異議を唱えている。この評価では、レッドブル・フォードが内燃エンジンメーカーの基準とされ、その結果、レッドブル側の性能向上が制限される形となった。
皮肉なことに、フェラーリはオーストリアGPで、ADUOによって認められたと報じられている開発機会のひとつを使う予定だ。
イタリア紙『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デッロ・スポルト)』のジュスト・フェロナートによれば、マラネロのチームは1周あたり推定0.2秒を取り戻すことを狙い、大規模なパワーユニットアップグレードを導入するという。
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