F1のステファノ・ドメニカリCEOが、アストンマーティン・ホンダのフェルナンド・アロンソの将来を巡る噂に言及し、再び注目を集めている。
現在44歳のアロンソについては、2027年にアルピーヌへ電撃移籍する可能性が取り沙汰されている。実現すれば、現在アルピーヌF1のアドバイザーを務めるフラビオ・ブリアトーレと再びタッグを組むことになる。
一方でアロンソ自身も、先日のバルセロナ・カタルーニャGPで、このレースが自身にとって「最後の母国グランプリ」になる可能性があると述べている。
こうした状況の中、かつてフェラーリ時代にアロンソと共に仕事をしたドメニカリCEOは、スペイン紙『AS』に対しユーモアを交えて次のように語った。
「フェルナンドには50年間ここにいてほしいですね。彼は同意しないでしょうけど」
アロンソにとってホームとなるバルセロナ・カタルーニャGPは厳しい週末となった。アストンマーティン・ホンダで予選は最下位に終わり、決勝でもバッテリーのトラブルによりリタイアとなった。
この状況について問われたドメニカリCEOは、アロンソへの尊敬と評価を改めて示している。
「アロンソについては同情の念を抱いています。私は彼を非常に尊敬していますし、どれほど優れたドライバーかも理解しています。同時に、彼が非常に強い精神力を持った人物であることも知っています」
「もし彼に競争力のあるマシンが与えられれば、その才能を示す機会は必ずあると思います。彼のメンタリティは、あらゆるレベルで恐れを知らない献身そのものです。彼には適切なプロジェクトが必要であり、それがF1であって、短期的なものではなく長く続くものであることを願っています」
また、アロンソ引退後のF1について問われた際には、具体的な将来像への言及を避けた。
「その話をする時期ではありません。私は彼が長くここにいることを望んでいます」
ドメニカリCEOは、『DAZN』の取材でも同様の見解を示している。
「アロンソはチャンピオンであり、その才能とスピードを示すためには適切なマシンが必要です。もし別のマシンであれば、トップ争いをしている可能性もあります。彼は非常に強く、決して諦めない真のチャンピオンです」
バルセロナ・カタルーニャGP決勝でバッテリートラブルによるリタイアを喫したアロンソは、今シーズンの残りの戦い方が、自身の去就や、どのチームで走るべきかという決断に影響を与える可能性があることを示唆している。
現在のアストンマーティン・ホンダの苦戦について、アロンソは次のように語った。
「チームとして一緒に取り組み続ける必要があります。後半戦のアップデートで改善できることを期待していますが、結果を見なければなりません。アップデートによってマシンが本当に速くなったと実感できる必要があります。ただ、ここ数年は必ずしも開発がパフォーマンス向上に直結していないこともあります」
アロンソは、日曜日のレースがバルセロナでの最後のF1出場になる可能性に触れた自身の発言について、あらためて振り返った。
「週末を通してファンの応援は本当に素晴らしく、とても感動しました。おそらくこれがバルセロナでの最後のレースになるでしょう。残念ながら結果で応えることはできませんでしたが、後半戦で改善できればと思います。」
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