アロンソ「電動部分を完全になくしたい」ストロールも「来年からV8に戻すべき」シンプルなF1のV8回帰論

2026年06月17日(水)12:25 pm

記事要約


FIAとアウディが次世代エンジン規則を巡り、V8復活とターボ継続で対立

・ストロールは2026年マシンの重量増や電動化に不満を示し、V8復活を支持

・アロンソは電動部分を不要とし、F1がフォーミュラEと同じ道を進む必要はないと主張


■ストロールとアロンソも2026年の方向性に不満

F1の次世代エンジン規則を巡り、FIAとアウディの対立が表面化しつつある。

FIA会長モハメド・ベン・スレイエムは、2026年規則の後継として、よりシンプルで軽量、かつ低コストなV8エンジン構想を推進しており、V8に10%のハイブリッド化と持続可能燃料を組み合わせれば、ターボなしでもベース仕様で760馬力、ハイブリッド込みで約880馬力を実現できると説明。

一方でアウディはターボ継続を主張しており、ドライバー側からも現行の方向性に対する懸念の声が出ている。

アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは、FIAが提案する10%のハイブリッド要素よりもさらに踏み込んだ考えを示している。

「僕なら電動部分を完全になくしたいです」と、スペイン出身のアロンソは強い口調で語った。

「電動部分は、競技にとって付加価値がほとんどありません。すでにフォーミュラEという完全電動のカテゴリーがあり、そこではその技術を本当に限界まで追求しています。あのマシンはパワフルで、十分な見応えもあります。F1が同じ道を進む必要はありません」

チームメイトのランス・ストロールは次のように語った。

「僕に言わせれば、来年からV8に戻すべきです。ただ、すべてが非常にゆっくり進んでいることは理解しています。マシンについて少しでも分かっている人なら、これらのマシンが非常に運転しにくいものになることは分かっていたはずです。予想できたことです」

「バッテリーのように重量増につながるものや、エネルギー回生のような仕組み、そしてバッテリーの力で走る一方で、それを使いすぎないようにしなければならない走り方など、そうしたものはすべて影響します。よく分かりませんが、本来、こうあるべきではないと思います。ただ、今はこういう状況ですし、仕方ありません。」

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