【アストンマーティン・ホンダ】大規模アップデートで「ビッグジャンプ」を狙う!アロンソは進捗を注視し去就判断へ

2026年07月05日(日)14:49 pm

記事要約


・アストンマーティンとホンダは大規模改良に向け同じ目標見据える

・アロンソはハンガリーGPでの進捗を注視、今後の去就を判断

・クラック、新型マシンの性能引き出すには時間が必要


■ホンダ、オランダGPで「夏の本命アップグレード」投入へ

アストンマーティンF1とホンダは、長期的な巻き返し計画において、同じ目標に向かって歩みをそろえつつある。

アストンマーティンF1は、エイドリアン・ニューウェイ代表の構想による「Bカー」をハンガリーGPで投入することを明かしている。一方、ホンダはその次戦となるオランダGPで、同様に大規模なエンジンアップグレードの投入を目指している。

※Bカー:主にシーズン途中で投入される、従来型から大幅に改良されたマシンを指す

ホンダF1 トラックサイド・ゼネラルマネージャー兼チーフエンジニアである折原伸太郎氏は、シルバーストンで次のように語った。

「この質問が来ると思っていました。ずっと“夏の間に”と言い続けてきましたから。私たちの目標はオランダGPになります」

■狙うは「大型進化」 ADUO枠の詳細は非公表

折原氏は、期待される出力向上については明言を避けた。

「数値は分かっていますが、それは言えません」

また、ホンダがADUO(※エンジン救済措置)枠をどのように活用するかについても、詳細は明かさなかった。

「オランダGPに向けて、多くのアップグレードを持ち込みます。非常に重要な部分も変更する予定です」

アストンマーティン・ホンダは、小規模な改善を積み重ねるのではなく、一度に大規模なアップデートを投入する方針を意図的に選択している。

「小さなステップではなく、かなり大きな前進を目指しています」

■アロンソ「2027年は夏に判断」方向性が鍵に

一方、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは、2027年以降のチーム残留について、アップグレードの成否だけでは決めない姿勢を示している。

「夏休みの間に考えます。マシンが素晴らしくても、スポーツ自体が間違った方向に進んでいると感じることもあるかもしれません」

イギリスGPでは、2026年マシンに関する懸念の声も広がっている。

「かつてのように、素晴らしかったスパやシルバーストンのようなサーキットも、違って感じられるようになるでしょう。シミュレーターの経験からすると、それはドライバーにとっても観客にとっても本当に残念なことです」

それでもアロンソは、重要なのはハンガリーGPでチームが正しい方向に進んでいるかどうかだと強調した。

「これは計画の第一歩にすぎません。最終地点であってはなりません。ハンガリーGPで改善し、限界までマシンを引き出せれば、来季に向けて明確な道筋と勢いが得られると思います。それが最も重要です」

アストンマーティンのチーフ・トラックサイド・オフィサーであるマイク・クラックも、新パッケージの真価を引き出すには時間が必要だと警告する。

「時間がかかります。すぐに完璧になるとは思っていません。グランプリごとに数セッションは、性能を最大限に引き出すために必要になるかもしれません」

アロンソのチームメイトであるランス・ストロールも、シミュレーターでの感触に手応えを示した。

「かなり速くなるはずです。」

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