レッドブルが、傘下のF1チームであるレーシングブルズに対する最大30億ドル、日本円で約4,900億の規模の買収提案を拒否したと、イギリス紙『The Times(ザ・タイムズ)』が報じた。
※1ドル=約163円(7月下旬の為替レート)で換算
同紙によると、この提案は、アメリカを拠点とする投資家ディーン・アトゥと金融家アンドリュー・ハリオットが主導し、アブダビを拠点とする複数の投資ファンドが支援したという。
アトゥは、元F1最高責任者のバーニー・エクレストンの顧問を務めた人物とされ、リバティ・メディアが2016年にF1を買収する前には、F1の商業権を巡る協議にも関わっていた。
ただし、レッドブル、アトゥ、ハリオットはいずれもコメントしていない。そのため、買収提案とレッドブルによる拒否は、現時点で公式には確認されていない。
レーシングブルズは、レッドブルが所有する異例の2チーム体制で中核的な役割を担っている。
若手ドライバーにF1での経験を積ませ、将来的にトップチームへ昇格させるための場として機能しているためだ。
マックス・フェルスタッペンと、現在レッドブルに所属するアイザック・ハジャーは、いずれもイタリアのファエンツァを拠点とするチームでF1経験を積んだ。
現在、レーシングブルズは、リアム・ローソンとアービッド・リンドブラッドの2人で2026年のドライバーラインアップを組んでいる。
今回の報道に先立ち、レッドブルは、レーシングブルズを約20億ドル〜23億ドル(約3,260億~3,750億円)と評価する買収提案をすでに拒否していたとも報じられている。
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