F1は、延期となっていた今季のバーレーンGPを、マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで開催すると発表した。
一方、F1のステファノ・ドメニカリCEOは、中東情勢の悪化によってさらなる日程変更を余儀なくされた場合、イタリアのイモラが代替開催地となる可能性を示唆した。
イランを巡る戦争の再燃を受け、延期されていたバーレーンGPは開催地が変更された。一方、シーズン終盤に予定されているカタールGPとアブダビGPについても、開催の先行きには依然として不透明感が残っている。
ハンガリーGP後、イタリアの衛星放送局『Sky Italia(スカイ・イタリア)』に出演したドメニカリCEOは、現時点では残るレースを当初のカレンダーどおり開催したいとの考えを強調した。
「私たちは、あらゆる事態に備えておかなければなりません。もちろん、最後まで予定どおり開催できることを願っています。私たちはもともと楽観的ですから、最後の最後までカレンダーはカタールGPとアブダビGPのままです。ちなみに、その2大会ともチケットはすでにほぼ完売しています。しかし、別の判断を迫られれば、その準備はできています。誰にも分かりませんが、その時はイタリア語で話すことになるかもしれません。様子を見ましょう」
さらにドメニカリCEOは、ドイツの『Sky Deutschland(スカイ・ドイツ)』に対し、決断を無期限に先送りすることはできないとの認識も示した。
「私たちはできる限り判断を先延ばしにしたいと考えています。しかし、9月末までには決断しなければならないでしょう」
一方、ドメニカリCEOは、大規模改修を終えたハンガリーGPの舞台、ハンガロリンクについて、F1開催契約のさらなる延長に向けた協議が進んでいることも明らかにした。
「近代化工事は完了し、さらに長期的な契約について話し合う準備は整ったと考えています。早期の契約延長に向けた交渉はすでに進行中です。ハンガロリンクは、土曜日のスプリントを含むレース週末の開催について、非常に具体的な協議が進んでいるサーキットの一つです。私たちはこの方向性で取り組みを進めていきたいと考えており、ハンガリーはその有力候補です」
カレンダー問題とは別に、アストンマーティン・ホンダは、オランダGPで実戦投入を予定している新仕様PUを、7月29日(水)のフィルミングデーにハンガロリンクで初走行させる。
アストンマーティン・ホンダは大型アップデートによってシャシー性能が大きく向上しており、その流れを受けてホンダ側にも期待が高まっている。
ホンダF1トラックサイド・ゼネラルマネージャー兼チーフエンジニアの折原伸太郎氏は、プレッシャーを感じているかとの質問に対し、次のように答えた。
「率直に言えば、その通りです。アップデートされたシャシーのおかげで、私たちは再びライバルと戦える位置に戻ってきました。差を縮めるためには、どんな改善も重要です。シャシーはうまく機能しています。次は、オランダGPで新仕様PUを投入することが重要です。私たちのPUは、ラップタイムの短縮に貢献するはずです。」
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