手首の負傷から復帰したレッドブルのイザック・ハジャーが、F1アゼルバイジャンGPの予選で4番手につけた。約2か月ぶりの実戦となったバクーでは、クラッシュによる再負傷を避けるため、あえてリスクを抑えて走っていたという。
ハジャーは予選でチームメイトのマックス・フェルスタッペンを上回ったが、自身はまだ本来の力を出し切れていないと感じている。
一方、フェルスタッペンは最後のアタックで黄旗の影響を受けた。ランド・ノリス(マクラーレン)がタイヤスモークを上げながらコースアウトした場所を通過する際にアクセルを緩め、8番手に終わった。
ハジャーはフランスの『Canal Plus』に対し、復帰にあたって自分自身と交わした約束を明かした。
「復帰するとき、自分自身と約束したんです。今週末はミスをする余裕がない、と自分に言い聞かせました。約2か月ぶりの復帰がバクーです。ここは復帰するには難しいコースです。それに、もしウォールに突っ込めば、手首をまた痛める可能性があることも分かっています。だから、安全策を取りました。無理をせずに走って、それがうまくいきました」
予選で4番手につけたものの、週末を通して見れば、フェルスタッペンの方が上だったとハジャーは認める。
「週末を通して、マックスには本当に圧倒されたと感じています。予選では彼のマシンに問題があったことは分かっています。ポジティブな面を挙げるなら、Q3では自分のレベルを引き上げることができました。でも、まだ僕には少し足りないものがあると思っています。彼の方が僕よりも強く攻めていると感じますし、僕が100%の状態に戻るには、もう少し時間が必要です」
ハジャーは、直近の3戦を欠場していなければ、フロントローを狙えたと考えている。
「もし直近3戦を走っていたら、おそらく予選2番手だったと思います。約2カ月ぶりに復帰するコースとして、バクーは難しいと感じています」
一方、負傷した手首の状態は良好だという。
「大丈夫です。むしろ、とてもいい状態です。痛みが再び出るほどの限界まで、まだドライビングで攻めてはいません。それに、その限界がどこなのか知りたいとも思いません」
ハジャーは月曜日、シミュレーターで約100周を走った。多少の痛みはあったものの、最後まで走り切れたという。
「少し痛みはありましたが、最後まで持ちこたえました」
9月28日に22歳の誕生日を迎えるハジャーは決勝前、レースに向けて次のように語っていた。
「スタートで4番手をキープできれば、その後は前のドライバーたちと戦える自信があります」
決勝では4番グリッドからスタートしたハジャーが3位でフィニッシュ。チームメイトのマックス・フェルスタッペンも2位に入り、レッドブルは2台で表彰台を獲得した。優勝はジョージ・ラッセル(メルセデス)で、ハジャーは復帰戦を3位で締めくくった。
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