【F1挑戦を中断】ロバンペラ、トヨタと2027年のWRC復帰を協議 開発車テストも
2026年10月16日(金)15:30 pm
■サーキット転向からラリーへ
FIA世界ラリー選手権(WRC)で2度王者に輝いたカッレ・ロバンペラが、ラリー復帰へ動き始めたようだ。F1参戦を目指していたが、その挑戦は事実上、行き詰まっている。
ロバンペラはサーキットレースに専念するためラリーを離れたが、ジュニアカテゴリーでの参戦当初の成績は振るわず、その後、めまいの症状もあって活動は中断された。そうした中、スペインでトヨタの2027年型WRC開発車をテストする姿が確認された。
■トヨタと来季復帰を協議
トヨタのヤリ-マティ・ラトバラ代表は、来季の復帰に向けた話し合いを進めていることを、ラリー専門メディア『DirtFish』に明かした。
「彼は今、ラリーに関心を示しています。サーキットレースでF1までたどり着くのは、少しハードルが高すぎると理解したのだと思います。もちろん、ほかにも参戦できるシリーズはありますが、今はラリーに関心を持っています。私たちは彼と話し合っています」
■フル参戦の意思が焦点
ラトバラ代表は、ロバンペラにシーズン全戦に出場する意思があるかどうかが、主な論点の一つだとした。
「彼がどのような参戦を考えているのか、確認する必要があります。選手権にフル参戦する準備ができているのか、といった点です」
■ライバルへの流出は避けたい
トヨタにはすでに充実したドライバー陣がいるが、ラトバラ代表はロバンペラのライバルチームへの流出を避けたい意向を明確にした。
「私たちには素晴らしいドライバー陣がいます。ただ、彼もトヨタで世界王者になったドライバーだということを忘れてはいけません。重要なドライバーなので、失いたくはありません」
ドライバー陣がさらに拡大した場合、トヨタが2027年に1チームにつき3台、計6台の2チーム体制で参戦する案も検討されているという。
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