F1新王者になっても月々のお小遣い 20歳アントネッリの素顔を両親が明かす
■世界王者でも月々のお小遣い
アンドレア・キミ・アントネッリは20歳でF1世界王者となったが、メルセデスのスターは今も両親から月々のお小遣いを受け取っているという。
アントネッリはメキシコシティGPで3位に入り、2026年のタイトルを獲得した。1953年のアルベルト・アスカリ以来となるイタリア人のF1世界王者で、史上最年少での戴冠でもある。
父マルコはメキシコでイタリア紙『La Repubblica(レプブリカ)』に対し、名声やお金を得ても、息子はほとんど変わっていないと語った。
「彼は決して思い上がることなく、名声やお金にも関心がありません。考えてみてください。今もお小遣いを受け取っているくらいですから」
母ヴェロニカは、アントネッリには月々の予算が決められており、その範囲内でやりくりするよう求めていると説明した。
「彼には守らなければならない月々の予算があります」と笑顔で語った。
「休暇に出かける時も、予算を超えてはいけないと分かっています。彼の関心はクルマだけです」
■ロッシ「20歳の頃の自分に少し似ている」
MotoGPのレジェンド、バレンティーノ・ロッシはイタリアのテレビ局『Sky Italia(スカイ・イタリア)』に対し、アントネッリの王座獲得までの歩みは自身の若い頃を思い出させると語った。
「20歳の頃の僕に少し似ています。彼にはとても感動させられました。素晴らしい活躍でしたし、それを見守ることができたのも素晴らしかったです」
ロッシによると、今季のアントネッリで最も印象的だったのは、マシンを降りた時の人柄と、ヘルメットをかぶった時の攻撃性の対比だった。
「ヘルメットをかぶった時の攻撃性と、勝利への貪欲さが本当に気に入りました。普段の性格とは対照的です。20歳で非常に成熟し、プロフェッショナルでありながら、飾らずにレースを楽しんでいます」
ロッシは、アントネッリが今後「イタリアの英雄」となり、世界的なスーパースターになるとも述べた。
■ウォルフ代表、当初は懐疑的なスポンサーも
メルセデスF1のトト・ウォルフ代表は、ルイス・ハミルトンの後任にアントネッリを選んだ判断を、当初は誰もが支持していたわけではないと明かした。
「最初からキミを信じてきたチーム全員を、本当に誇りに思います」
「数社のスポンサーが『キミ・アントネッリとは誰だ』と言って離れていきました。」




