セバスチャン・ベッテル(レッドブル)が「F1伝説」となるには、競争力が“イマイチ”のマシンで勝ってこそだ。このように話すのは、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)。
アロンソは2010年、2012年と2013年、ベッテルに次ぐ選手権2位となっている。
「彼(ベッテル)がもし、ほかのドライバーと同じく普通のマシンに乗って勝てば、きっとF1の伝説的ドライバーとして派手にもてはやされるだろうね」と、アロンソはスペイン系のスポーツメディアに語った。
「ところが、いつの日かそんなマシンをドライブして4位か5位、あるいは7位に沈んだら、4度のF1世界タイトル達成が台なしになる。今までの4年間は何だったんだって思われるからだよ」
「今後、数年のセバスチャンが見ものだね」というアロンソだった。