F1前半戦最後となる第14戦ベルギーGP(スパ・フランコルシャン)の決勝レースで、ジョージ・ラッセル(メルセデス)がトップでチェッカーフラッグを受けて通算3勝目を祝っていたが、レース後のFIA(国際自動車連盟)による車検でラッセルの車両は最低重量に1.5kg足りないことが判明し、失格となった。
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■トト・ヴォルフ代表「ラッセルに謝罪するしかない」
失格を受け、メルセデスF1のトト・ヴォルフ代表は次のようなコメントを発表した。
「失格については率直に受け入れるしかありません。我々は明らかにミスを犯し、これから学ぶ必要があります。何が起こったのかを評価し、理解するために調査を進めます。1-2フィニッシュを失ったことは非常に悔しいですが、力強い走りを見せたジョージに謝罪するしかありません。
ルイスは当然のことながら1位に昇格します。彼は2ストップ戦略で最速の走りを見せ、勝利にふさわしい結果を出しました。
失格にもかかわらず、今週末から多くのポジティブな点を見出すことができます。今日は2つの異なる戦略でベンチマークとなるクルマを持っていました。数か月前には考えられなかったことです。
夏休みに入る前に過去4レースのうち3レースで勝利を収めました。休暇後にはリフレッシュし、前向きな勢いを維持するために戻ってくるつもりです」