18歳になったばかりのF2ルーキードライバー、アンドレア・キミ・アントネッリは、今週末のイタリアGPでローガン・サージェント(ウィリアムズ)の代わりに起用される候補ではないことが明らかになった。
サージェントに代わる候補として、リアム・ローソン(レッドブル/RB)やミック・シューマッハ(メルセデス)が挙げられている。
そしてアントネッリも、2025年にメルセデスでフルタイムF1デビュー前に貴重な経験を積ませるため、候補の一人ではないかという噂もあったが、メルセデスのトト・ヴォルフ代表はこれを否定した。
「我々はプログラムを継続し、キミと一緒にテストを行い、彼を準備させ、そして彼はF2のシーズンを終えるだろう」と、日曜日に『スカイ・ドイツランド』に語った。
今週末のモンツァで行われるF1イタリアGPのフリー走行1回目にはメルセデスから出場予定で、11歳から育ててきたイタリア人のアントネッリのF1デビューに感慨深いとヴォルフは語っていた。
■メルセデスはマシンをダウングレード?
ザントフォールトでのメルセデスの競争力低下を受け、ヴォルフはマシンのセットアップやフロアなどの見直しが必要だとも述べている。
「スパで使っていたものに少し戻すことも考えられる」
「我々のクルマは、時にサプライズ・ボックスだ」
「6週間前に1位と2位を争っていたクルマと同じではない。おそらく、セットアップ、トラック、フロアのどれか、あるいはすべてが原因だろう」