・ハジャーはレッドブルでフェルスタッペンに迫る走りを見せ、理想的なセカンドドライバーの兆しを示した
・チームはハジャーの即戦力ぶりを高く評価する一方、マシン自体のペース不足が大きな課題となっている
・角田は新レギュレーション下ではエネルギー管理が重要で、ドライバー間の差が縮まりやすいと指摘
ハジャーが輝きを放つ一方で、角田は今シーズンのチームメート間のギャップに疑問を投げかける
アイザック・ハジャーは、ここ数年で初めて、レッドブルでマックス・フェルスタッペンをサポートできるチームメートとなる兆しを見せている。
セルジオ・ペレスや角田裕毅といったドライバーがここ数年苦戦してきた中で、レッドブルはついに競争力のあるセカンドドライバーを見つけたようだ。
ハジャーはベルギーの放送局『RTBF』の取材に対し、次のように語っている。
「非常に厳しい挑戦ですが、同時に居心地の良さも感じています。マックスは非常に速く、印象的で、毎周素晴らしいラップを刻みますが、私も食らいつこうと努力しています。チームにはすぐに馴染むことができました。実際、チームを移籍したという感覚すらありませんでした」
日本GPの舞台、鈴鹿でそう語った。
レッドブルF1のチーム代表であるローラン・メキースは、ハジャーの即戦力ぶりを称賛し、とりわけオーストラリアでの予選パフォーマンスを高く評価した。
「ほぼ完璧なデビューウィークエンドでした。プレッシャーも大きく、難しい条件だったにもかかわらず、見事に結果を出し、3番手につけたのです」とメキース代表は語った。
フェルスタッペン自身も、チームが長らくそうしたサポートを欠いていたことを認めている。
「予選で僕が問題を抱えていた時、彼(ハジャー)がタイムシートのトップにいたことは、まさにチームとして理想的なことです。今後もこの状態が続くことを願っています」とフェルスタッペンは述べた。
しかし、両ドライバーは、より大きな問題はマシンそのものにあるという点で意見が一致している。レッドブルは2026年シーズン、絶対的なペース不足に苦しんでいるのだ。
「パフォーマンス面では、レーシングブルズ時代とそれほど変わりません。マシンが特別扱いづらいわけではないですが、単純に遅いんです」とハジャーは笑いながら語った。
彼は、4月のインターバルが重要になるかもしれないと付け加えた。
「4月に休みがあるのは悪くないですね。その間にマシン改善に集中できます。他のチームよりもプラスに働くかもしれません」
一方、現在レッドブルのリザーブドライバーを務める角田は、2026年の新レギュレーションにより、チームメート間の差が縮まっている可能性があることをほのめかした。
「チームメートとの間に大きな差をつけるのは難しいと感じました。今年のF1ではエネルギーが非常に重要な役割を果たします。コーナーで遅れをとったとしても、ストレートでその遅れを取り戻すことの方がより重要になります。2025年まで乗っていたマシンとはまったく違います。以前とは別のカテゴリーにいるような感覚です」と角田はシミュレータ作業後に語った。
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