F1第17戦アゼルバイジャンGPの予選後、複数のドライバーに順位変動があった。
●【2024F1第17戦アゼルバイジャンGP】全セッションの結果・タイムスケジュール
■ガスリー:予選失格
予選13番手だったピエール・ガスリー(アルピーヌ)は、F1アゼルバイジャンGP予選結果から失格となった。理由は、マシンが燃料流量制限違反とスチュワードが判定したためだ。
書類には、このように記載されている。
「Q2の最終計測ラップで許容される燃料質量流量100kg/hを超えた」
「チーム代表は、予期せぬ短時間の技術的不具合により、燃料質量流量が一時的に予想以上に上昇した」
「チームは、瞬間的な燃料質量流量が制限値を超えていたことを争点とせず、技術的な欠陥によってラップタイムが遅くなり、その瞬間にパフォーマンス上の利点が得られなかったことを審査委員会に証明した」
「審査委員会は、これを軽減措置として考慮する必要がある」とし、「この条項の違反が非常にまれであることから、これはチームの戦略の一部ではないことが示された」とした。
しかし、技術規則違反に対する通常のペナルティは失格であり、スチュワードは今回のケースでも同じ罰則が適用されると決定した。
■ジョウ:グリッドペナルティ
ジョウ・グァンユ(Kickザウバー)は、今週末の初めに追加のパワーユニット部品を使用したことでグリッドペナルティを受けた。
■ハミルトンとオコン:ピットレーンスタート
予選7番手のルイス・ハミルトン(メルセデス)と予選20番手のエステバン・オコン(アルピーヌ)は、予選後にセットアップとパワーユニットの部品交換をしたため、ピットレーンスタートとなった。
これらにより、新人のフランコ・コラピント(ウィリアムズ)が8番手スタート、オリバー・ベアマン(ハース)は10番手スタートとなった。角田裕毅(RB)は11番手スタートとなる。