【F1カナダGP予選詳細:タイム/前車差】ラッセル自身6回目、今季初ポール!フェルスタッペン2番手、ランキング首位ピアストリ3番手!角田Q2敗退&グリッド降格で大打撃

2025年06月15日(日)7:23 am

記事要約


・Q1はマクラーレン勢が1-2、ノリスがトップタイムを記録

・Q2はラッセルが最速、角田はハジャーに0.099秒敗れてQ2敗退

・Q3はラッセルが今季初ポール、フェルスタッペンが2番手


●【F1カナダGP】F1-LIVE速報

2025年F1第10戦カナダGPがモントリオールのジル・ビルヌーブ・サーキットで1時間の予選が行われた。現地時間16時、天候は晴れ、気温20度、路面温度45度、路面コンディションは良好。

■Q1:角田裕毅、Q1突破!ローソン19番手、ガスリー20番手でQ1敗退

18分間の予選Q1トップ3は、ランド・ノリス(マクラーレン)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)だった。

■Q1:ホンダRBPT勢

ホンダ・レーシング(HRC)製のパワーユニット「ホンダRBPT」を搭載するレッドブルとレーシングブルズの4台は、以下のような結果となった。

マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は5番手、アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)は9番手、角田裕毅(レッドブル)は14番手で、いずれもQ2へ進出した。リアム・ローソン(レーシングブルズ)は19番手でQ1敗退となった。

しかし角田裕毅はFP3の赤旗中、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)をオーバーテイクしたため、10グリッド降格が決定している。(詳細記事はこちら

■予選Q1【F1カナダGP】

順位 ドライバー
チーム
タイム差
前車差
1
4
ランド
ノリス
マクラーレン
1:11.826
2
81
オスカー
ピアストリ
マクラーレン
+0.113
+0.113
3
44
ルイス
ハミルトン
フェラーリ
+0.126
+0.013
4
16
シャルル
ルクレール
フェラーリ
+0.212
+0.086
5
1
マックス
フェルスタッペン
レッドブル
+0.228
+0.016
6
14
フェルナンド
アロンソ
アストンマーティン
+0.247
+0.019
7
63
ジョージ
ラッセル
メルセデス
+0.249
+0.002
8
23
アレクサンダー
アルボン
ウィリアムズ
+0.264
+0.015
9
6
アイザック
ハジャー
レーシングブルズ
+0.385
+0.121
10
43
フランコ
コラピント
アルピーヌ
+0.408
+0.023
11
12
アンドレア
キミ・アントネッリ
メルセデス
+0.453
+0.045
12
87
オリバー
ベアマン
ハース
+0.480
+0.027
13
27
ニコ
ヒュルケンベルグ
Kickザウバー
+0.497
+0.017
14
22
角田裕毅
レッドブル
+0.508
+0.011
15
31
エステバン
オコン
ハース
+0.552
+0.044
Q1敗退
16
5
ガブリエル
ボルトレート
Kickザウバー
+0.559
+0.007
17
55
カルロス
サインツ
ウィリアムズ
+0.572
+0.013
18
18
ランス
ストロール
アストンマーティン
+0.691
+0.119
19
30
リアム
ローソン
レーシングブルズ
+0.699
+0.008
20
10
ピエール
ガスリー
アルピーヌ
+0.841
+0.142

■Q2:角田裕毅、ハジャーに0.099秒差でQ2脱落&10グリッド降格で“Wショック”

15分間の予選Q2トップ3は、ラッセル、ノリス、ルクレールだった。

■Q2:ホンダRBPT勢

フェルスタッペンは4番手、ハジャーは10番手で、いずれもQ3へ進出した。

角田裕毅は0.099秒差の11番手でQ2敗退。さらにFP3でペナルティが科せられ10グリッド降格が決定しているため、スターティンググリッドは最下位の予定だ。

■予選Q2【F1カナダGP】

順位 ドライバー
チーム
タイム差
前車差
1
63
ジョージ
ラッセル
メルセデス
1:11.570
2
4
ランド
ノリス
マクラーレン
+0.029
+0.029
3
16
シャルル
ルクレール
フェラーリ
+0.056
+0.027
4
1
マックス
フェルスタッペン
レッドブル
+0.068
+0.012
5
81
オスカー
ピアストリ
マクラーレン
+0.145
+0.077
6
14
フェルナンド
アロンソ
アストンマーティン
+0.235
+0.090
7
44
ルイス
ハミルトン
フェラーリ
+0.315
+0.080
8
23
アレクサンダー
アルボン
ウィリアムズ
+0.322
+0.007
9
12
アンドレア
キミ・アントネッリ
メルセデス
+0.404
+0.082
10
6
アイザック
ハジャー
レーシングブルズ
+0.433
+0.029
Q2敗退
11
22
角田裕毅
レッドブル
+0.532
+0.099
12
43
フランコ
コラピント
アルピーヌ
+0.572
+0.040
13
27
ニコ
ヒュルケンベルグ
Kickザウバー
+0.613
+0.041
14
87
オリバー
ベアマン
ハース
+0.770
+0.157
15
31
エステバン
オコン
ハース
+1.064
+0.294

■Q3:メルセデス復活の狼煙、ラッセル今季初ポール!

12分間の予選Q3でポールポジションを獲得したのはラッセルだった。自身6回目、今季初のポールポジションだ。2番手はフェルスタッペン、3番手はピアストリだった。

■Q3:ミディアムタイヤでポールポジション

Q3では4名がミディアムタイヤを選択。フロントロウに並んだラッセルとフェルスタッペン、4番手のキミ・アントネッリ(メルセデス)、6番手のフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)がミディアムタイヤで、キミ・アントネッリは中古のミディアムタイヤだった。

明日はソフトタイヤを使っての2ストップレースになりそうだ。

■Q3:ラッセル、圧巻の最終アタックでポール獲得!

「素晴らしい走りだった」と本人も語った通り、ラッセルが見事な最終アタックを決め、予選Q3でポールポジションを獲得した。フェルスタッペンに0.160秒差をつける大差でのトップタイムは、全長の短いジル・ビルヌーブ・サーキットにおいては驚異的な結果だ。

■Q3:ピアストリが逆襲の3番手、ノリスはQ3失速で7番手

ピアストリは、週末の流れを一変させる走りで3番手タイムを記録。選手権争いを演じるチームメイトのノリスが7番手に沈んだことで、日曜決勝ではリードを広げるチャンスが広がった。

■Q3:アントネッリに初表彰台の期待、アロンソも上位狙う

新星キミ・アントネッリも上位争いに加わっており、F1初表彰台に期待がかかる。アロンソも好調を維持してさらなるポイント獲得を狙う。

■Q3:ルクレール&ノリス、Q3で悔しい結果に

一方、ルクレールは最終アタックでミスを犯し、タイヤのグリップが限界に達していたこともあり2回目のアタックは断念。ノリスも最終セクションでタイムを伸ばせず、両者ともにQ3の上位争いから脱落する結果となった。

■予選Q3【F1カナダGP】

順位 ドライバー
チーム
タイム差
前車差
1
63
ジョージ
ラッセル
メルセデス
1:10.899
2
1
マックス
フェルスタッペン
レッドブル
+0.160
+0.160
3
81
オスカー
ピアストリ
マクラーレン
+0.221
+0.061
4
12
アンドレア
キミ・アントネッリ
メルセデス
+0.492
+0.271
5
44
ルイス
ハミルトン
フェラーリ
+0.627
+0.135
6
14
フェルナンド
アロンソ
アストンマーティン
+0.687
+0.060
7
4
ランド
ノリス
マクラーレン
+0.726
+0.039
8
16
シャルル
ルクレール
フェラーリ
+0.783
+0.057
9
6
アイザック
ハジャー
レーシングブルズ
+0.968
+0.185
10
23
アレクサンダー
アルボン
ウィリアムズ
+1.008
+0.040

●【F1カナダGP】2025年F1開催日程・タイムスケジュール・結果

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