【イギリスGPタイム/前車差】大波乱&歓喜!ノリス母国で初優勝!ヒュルケンベルグ239戦目で初表彰台!角田裕毅1周遅れ最下位、5台リタイア

2025年07月07日(月)0:52 am

記事要約


・イギリスGPは雨上がりのセミウェットで幕開け、路面は刻々と変化

・ノリスが母国初優勝、ピアストリがペナルティ消化も2位フィニッシュ

・ヒュルケンベルグが239戦目で悲願のF1初表彰台を達成


●【F1イギリスGP】F1-LIVE速報

■F1イギリスGP決勝、スタート前に波乱の展開

2025年F1イギリスGP決勝は、曇り空の下でスタートを迎えた。天候は回復傾向にあり、空には晴れ間も覗いていたが、レース直前まで雨が降っており、路面はセミウェットの状態。気温は18℃、路面温度は24℃、湿度は87%と、非常に不安定なコンディションとなった。

全車がインターミディエイトタイヤを装着してグリッドに整列するも、フォーメーションラップ中に6台のマシンがピットレーンへと向かい、ギャンブルとも言えるドライタイヤへの交換を敢行。そのままピットレーンスタートを選択した。

しかし、太陽が差し込み始めると走行ラインの一部は急速に乾き始め、路面はセミウェットからドライパッチが混在する極めてトリッキーな状況に変化。ドライタイヤ勢は3〜5秒も速くなりつつありチャンスにも思われたが、数周後には再び強い雨が降り出し、全車がインターミディエイトに履き替える混乱の展開となった。

この急変するコンディションにより視界は著しく悪化し、安全上の理由からセーフティカーが導入される事態となった。

■ハジャーがキミ・アントネッリに追突、大クラッシュ発生

その後、再スタートが切られたが、依然として路面は濡れており、水しぶきによる視界不良が各車を苦しめた。

そんな中、レーシングブルズのアイザック・ハジャーが水しぶきで視界を失い、前を走っていたメルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリに追突。ハジャーはスピンしてウォールで大きなクラッシュとなった。

キミ・アントネッリは衝突の衝撃でコースアウトを喫したものの、マシンのコントロールを失うことなく、見事にリカバリーを果たしてコースへと復帰した。しかしその後ディフューザーの損傷がひどくリタイアを選択した。

特別カラーで臨んだレーシングブルズだったが、リアム・ローソンも序盤の混戦の中でリタイアしており、2台リタイアという厳しいレースとなった。

■ピアストリと角田裕毅にペナルティ、イギリスGPでの接触と危険行為が原因

マクラーレンのオスカー・ピアストリとレッドブルの角田裕毅に対してペナルティが科された。

ピアストリは、セーフティカー導入中にトップを走行していた際、後続のマシンが追突しそうなほどの急減速を行ったとして、レーススチュワードは規則に書かれている「セーフティカー中の危険行為」と判断、10秒のタイムペナルティを受けた。この動きにより、2番手を走っていたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は追突を回避するために一時的に前に出る形となり、「非常に危険」と不満を示していた。

また、角田裕毅はレース中盤、ハースのオリバー・ベアマンとポジション争いを繰り広げていた際、半車身前に出たベアマンの左側に接触。これによってベアマンはコースアウトを喫した。スチュワードはこの接触について、角田が事故の主な原因と判断し、10秒のペナルティを科した。

■ノリスが母国初優勝、ヒュルケンベルグが感動の初表彰台

レースは終盤まで予断を許さない展開となった。各チームは刻々と変化する路面に対応すべく、戦略判断を迫られる中、上位勢は慎重にインターミディエイトタイヤで走行を継続。一方で中団グループの一部は、一発逆転を狙って早めにドライタイヤへの交換を決断したが、路面がまだ濡れていたこともあり、タイムはインター勢に対して最大8秒遅れる苦しいギャンブルとなった。

しかし、レース終盤になるとインターミディエイトタイヤも摩耗が進み、各車は次々とドライタイヤへスイッチ。コンディションの読みとタイミングが勝敗を分けた。

そんな中、母国レースで光ったのはマクラーレンのランド・ノリス。的確な判断と安定した走りでトップを守り抜き、悲願の地元初優勝を達成した。

2位には、セーフティカー中の危険行為で10秒のペナルティを科されながらも速さで挽回したチームメイト、オスカー・ピアストリが続いた。

そして3位には、なんとニコ・ヒュルケンベルグ(Kickザウバー)が入り、F1デビューから239戦目にして初の表彰台を獲得。F1参戦16年目にして長年の努力がついに実を結んだ瞬間となった。

4位には地元の英雄ルイス・ハミルトン(フェラーリ)が入り、5位にはスピンによって一時中団に沈んだものの、見事な挽回を見せたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が入った。

一方、角田裕毅(レッドブル)はアクシデントや10秒ペナルティ、天候に翻弄され、1周遅れの15位でレースを終える悔しい結果となった。2戦連続の最下位という厳しい現実を突きつけられた。

■ホンダRBPT勢

ホンダ・レーシング(HRC)のパワーユニット「ホンダRBPT」を搭載するレッドブルおよびレーシングブルズの4台は、以下の結果となった。

レッドブル・レーシングのフェルスタッペンは5位、角田裕毅は最下位完走。レーシングブルズのリアム・ローソンとアイザック・ハジャーはクラッシュによりリタイアとなった。

●【F1イギリスGP】2025年F1開催日程・タイムスケジュール・結果

■F1イギリスGP(暫定結果)

順位 ドライバー
チーム
タイム差
前車差
1
4
ランド
ノリス
マクラーレン
TOP
2
81
オスカー
ピアストリ
マクラーレン
+6.812
+6.812
3
27
ニコ
ヒュルケンベルグ
Kickザウバー
+34.742
+27.930
4
44
ルイス
ハミルトン
フェラーリ
+39.812
+5.070
5
1
マックス
フェルスタッペン
レッドブル
+56.781
+16.969
6
10
ピエール
ガスリー
アルピーヌ
+59.857
+3.076
7
18
ランス
ストロール
アストンマーティン
+60.603
+0.746
8
23
アレクサンダー
アルボン
ウィリアムズ
+64.135
+3.532
9
14
フェルナンド
アロンソ
アストンマーティン
+65.858
+1.723
10
63
ジョージ
ラッセル
メルセデス
+70.674
+4.816
11
87
オリバー
ベアマン
ハース
+72.095
+1.421
12
55
カルロス
サインツ
ウィリアムズ
+76.592
+4.497
13
31
エステバン
オコン
ハース
+77.301
+0.709
14
16
シャルル
ルクレール
フェラーリ
+84.477
+7.176
15
22
角田裕毅
レッドブル
1L
--
--
12
アンドレア
キミ・アントネッリ
メルセデス
リタイア
--
--
6
アイザック
ハジャー
レーシングブルズ
リタイア
--
--
5
ガブリエル
ボルトレート
Kickザウバー
リタイア
--
--
30
リアム
ローソン
レーシングブルズ
リタイア
--
--
43
フランコ
コラピント
アルピーヌ
リタイア
--
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