ウィリアムズのカルロス・サインツが、少なくとも40歳まではレースを続けたい意向を示している。そんな中、長期的なF1キャリアの行方をめぐる憶測が再び広がっている。
31歳のスペイン人ドライバーであるサインツは、今季終了時点でウィリアムズとの契約が満了となる。ウイリアムズF1チーム代表のジェームズ・ボウルズは、サインツとアレクサンダー・アルボンの両名を引き留めたい考えを明確にしているが、2025年シーズン前にサインツの獲得を試みながら実現しなかったアウディも、依然として注目すべき存在だ。
アウディF1の責任者であるマッティア・ビノット代表は、つい数日前にもサインツとの話し合いがあったことを認めている。
「私たちはフェラーリ時代から良好な関係を築いていました。私はフェラーリでカルロスを起用しましたし、当時も今も同じように信頼しています。彼は検討しましたが、正直に言って、自分自身で決断を下したのだと思います。それは重要なことです。さらに言えば、父親ではなく、彼自身の意思で選択したのだと思います。それは彼にとって素晴らしいことです」
ポップカルチャー雑誌『Vanity Fair』スペイン語版の取材に応じたサインツは、引退はまだ遠い未来だとの考えを示している。
サインツは次のように語った。
「僕は長いキャリアを思い描いています。少なくとも40歳までは、F1であれ他カテゴリーであれ、レースを続けたいと思っています。その後は、自分自身や家族の状況を見ながら、レースを続けるのか、それともモータースポーツ界で別の役割に専念するのかを決めたいです」
F1で12シーズンを戦い、現在ではグリッドで最も経験豊富なドライバーの一人となったサインツは、この生活ではレース以外の自由な時間がほとんどないことも認めている。
「自分のやりたいことに使える時間は、1年のうち20日から30日程度かもしれません。結局のところ、F1は僕の人生の一部ですし、レースをしていない時間のほとんども、このスポーツに費やしています」
またサインツは、おじになったことで人生観に変化が生まれ、将来についての考え方も変わったと打ち明けている。
「2年前、甥っ子たちが生まれる前なら、自分が父親になることなど考えもしませんでした。今は、それがより身近に感じられます。父親になることを以前より前向きに、そして楽しみに感じています」
一方で、F1人気の拡大やNetflixの影響によって世界的な知名度が増しているにもかかわらず、サインツ本人は自身の姿勢に変化はないと強調している。
「プロとして、この11年間、全てにおいて改善を目指す努力を一瞬たりとも止めたことはないと100%断言できます。」
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