ジェームス・ボウルズ代表は、カルロス・サインツとアレクサンダー・アルボンの両ドライバーについて、離脱の噂が再び浮上する中でも、ウィリアムズへのコミットメントに変わりはないと強調した。
スイス紙『Blick(ブリック)』のベテラン記者ロジャー・ブノワによると、サインツはウィリアムズの期待外れの2026年シーズンに不満を募らせており、「父親からのプレッシャーもあって」、アウディ移籍の可能性を再検討するかもしれないという。
アウディは、サインツの父でありラリー界のレジェンドとして知られるカルロス・サインツ・シニアとも関係が取り沙汰されており、2年前にザウバーを買収した際には、スペイン出身で31歳のサインツ獲得に動いていた。
しかし、最終的にサインツはウィリアムズを選んだ。
また『Blick』は、アルボンも自身の将来について検討している可能性があると報じている。
こうした噂が浮上する背景には、昨年のコンストラクターズ選手権で5位となったウィリアムズが、今季は期待に応えられていない現状がある。
「私たちは本来の力を発揮できていません」とボウルズ代表はスペイン紙『Marca』に語った。
「この冬、私たちはいくつかのミスを犯しました」
ボウルズ代表によると、FW48※はシーズン開幕時点で車重が重すぎ、ダウンフォースも不足していたという。ただし、現在はアップグレードの準備が進められている。
※FW48(ウィリアムズ FW48):ウィリアムズの2026年型F1マシン
厳しいシーズンを過ごしているものの、ボウルズ代表は2人のドライバーを失うことへの懸念はないと語る。
「もし彼らが他の選択肢を検討しているのであれば、私のところに来て話をするはずです」
ボウルズ代表は、2026年マシンの問題点を認識して以来、両ドライバーと定期的に率直な話し合いを続けていることも明かした。
「私には裏表がありません」とボウルズ代表は述べた。
「悪いニュースも伝えますが、良いニュースも伝えます」
一方で、トップチームのシートが空けば、どのドライバーでも他の可能性を検討するのは当然だとの認識も示した。
「もし明日メルセデスのシートが空いたのに、自分たちの選択肢を検討しなかったとしたら、彼らは愚かでしょう」とボウルズ代表は認めた。
「ですが、現時点で2人は100%ウィリアムズにコミットしています」
ボウルズ代表は、ウィリアムズにはサインツとアルボンにとって特別な魅力があると主張する。
「アルボンとサインツは、ウィリアムズを自分たちが望むチームにするために、すでに多くの時間を費やしてくれました。ここは彼らのチームです。そして、それはグリッド上の他のどこでも得られないものです」
最後にボウルズ代表は次のように締めくくった。
「私は心配していません。私の仕事は、この状況をどれだけ早く改善できるのかを彼らに示し、再び表彰台を争える環境を提供することです。」
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