キャデラックF1チームは、F1イギリスGP限定で、アメリカ建国250周年を記念した特別カラーを発表した

2026年07月03日(金)14:50 pm

■キャデラックF1、アメリカ建国250周年を記念した特別カラー

キャデラックF1チームは、F1イギリスGP限定で、アメリカ建国250周年を祝う特別リバリーを発表した。

特別リバリーは、アメリカのチームであることを示す赤、白、青のデザインで、星条旗を思わせるカラーリングによって、同国の歴史的な節目を祝うものだ。アメリカ建国250周年にあたる7月4日(土)には、スプリントとグランプリ予選が行われる。

この特別なリバリーは、マシンだけでなく、ドライバーのヘルメット、チームキット、ガレージ内の装飾にも取り入れられる。

さらに、ニューオーリンズで開催される「Cadillac Formula 1 Team x Jim Beam Pit Stop BBQ at ESSENCE Fest」でも展示される。エッセンス・フェスティバルは、アメリカ最大級の文化イベントのひとつだ。

キャデラックF1チームにとっては、F1を新たなファン層に届け、より多くの人にチームとスポーツを知ってもらう機会となる。

■キャデラックCEO、新たなファン開拓に期待

キャデラックF1チーム・ホールディングスのCEOであるダン・トーリスは、次のように語った。

「7月4日の週末は、F1という世界の舞台でアメリカを代表することへの誇りを、私たちが引き続き示す瞬間です。私たちはこの機会を使って、新たなコミュニティがこのスポーツを知り、私たちの情熱を共有できるようにしたいと考えています」

■オーストリアGPでの苦戦から巻き返しへ

先週末のオーストリアGPでは2台ともリタイアと苦戦したキャデラックF1チームが、どこまで立て直せるかが焦点となる。

チーム代表のグレアム・ロードンは、次のように述べた。

「オーストリアGPは私たちにとって難しいレースでした。しかし、ピットレーンにいるどのチームも、同じような日を経験したことがないわけではありません」

「私たちは問題を修正するために非常に懸命に取り組んできました。シュピールベルクに持ち込んだアップグレードが前向きなものであることは確認できています。シルバーストンでの私たちの目標は、クリーンな週末を過ごし、私たちが見ているパフォーマンスの可能性を最大限に引き出すことです」

「それが大きな課題であることは理解しています。特にオーストリアの直後ですから、なおさらです。それでも私たちは、あらゆる機会を使って学び、前進し、チームとして進歩を続けていきます」

■ボッタス、ペレスらにとって経験豊富なシルバーストン

シルバーストンは、キャデラックF1チームの両ドライバーにとって、ジュニアカテゴリー時代から経験のあるサーキットだ。

バルテリ・ボッタスは、フォーミュラ・ルノー2.0ユーロカップでシルバーストンを制している。F1ではこのサーキットで14回出走し、2回のポールポジションと5回の表彰台を獲得している。

セルジオ・ペレスは、2021年にファステストラップを記録し、2022年には自己最高の2位でフィニッシュした。

F2に参戦するコルトン・ハータも、イギリスF4選手権とユーロフォーミュラ・オープン選手権で表彰台に立っている。また、周冠宇はシルバーストンのF2フィーチャーレースで、2019年に3位、2020年に2位、2021年には優勝を飾っている。

■セルジオ・ペレス「アメリカのファンにもうひとつ祝う理由を届けたい」

セルジオ“チェコ”ペレスは、次のようにコメントした。

「チームは引き続き大きな可能性を示していますし、オーストリアで見せたパフォーマンスの片りんには励まされています。とはいえ、その可能性を引き出すためには、今は基盤を完全に固めることに集中する必要があります」

「私たちのマシンとこのチームをできるだけ早く成長させるためには、すべてのセッションで走行距離と情報を得る必要があります。シルバーストンは難しいイベントになるでしょうし、再び気温も高くなりそうです。それでも、このチームには前進する道を見つけるための多くの経験と粘り強さがあります」

「週末を楽しみにしていますし、アメリカのファンに7月4日を祝うもうひとつの理由を届けられることを願っています」

■バルテリ・ボッタス「完走できる、より堅牢なマシンが優先」

バルテリ・ボッタスは、次のように語った。

「シルバーストンは本物のドライバーズサーキットです。非常に高速でありながら、自分が何をしているのかをしっかり考えさせるだけのテクニカルさもあります。つまり、ドライバーが本当に違いを生み出せるということです」

「オーストリアは残念なレースでしたが、週末そのものには多くのポジティブな点がありました。グリッド後方よりも中団に近づけていた場面もありました」

「ただし、僕にとっては3戦連続のDNFでした。だから今の優先事項は、より堅牢で、レースを完走できるマシンを確実にすることです。」

■F1始まりの地、シルバーストン

1950年、F1世界選手権の最初のレースを開催したのがシルバーストン・サーキットだ。当時は、長いストレートと高速コーナーが中心で、ブレーキを踏む場所が少ないシンプルなサーキットだった。

その後、76年の間にコースは変化してきたが、現在も非常に高速なサーキットとして知られている。一方で、現在のレイアウトにはタイトなシケインを含む低速区間もあり、マシンには高速性能だけでなく、低速域での安定性も求められる。

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