HRTが再び売却されるかもしれない。ドイツの有力紙が報じた。
昨年にスペインの投資会社『テサン・キャピタル』に売却されたばかりのHRTだが、ドイツの『Die Welt(ディー・ヴェルト)』紙によると、同社はすでに新たな買い手を探しているようだ。
HRTは元F1ドライバーであるエイドリアン・カンポスが2010年シーズンに向けて設立したチーム『カンポス』が前身だが、シーズン開幕前に売却されチーム名もヒスパニア・レーシングに変わった。そして2011年に現オーナーであるテサン・キャピタルへ売却され、チーム名もHRTとなっている。
『Die Welt(ディー・ヴェルト)』紙によれば、昨年末に元チーム代表コリン・コレスがチームを離脱した際、チーム内の大多数である120名ものスタッフまでコレスに付いて行く形で去ってしまったことが、今回の売却を検討した背景になっているようだ。
また、コレスはチームの技術面を支えてきた機材なども持ち去っていったという。つまり残されたチーム側はこれから迎えるシーズンに向けて非常に苦しい立場に置かれてしまったことになる。
さらに『Die Welt(ディー・ヴェルト)』紙は、世界長者番付にも名を連ねるメキシコの大富豪、カルロス・スリムが次のオーナー候補だと報道。しかしこうした憶測の一方でHRTは8日(水)、マドリードに新本拠地を構えると発表している。