メーカーによるエンジン格差「0.3秒」以内を目指すFIA

2016年05月14日(土)17:30 pm

F1を統括するFIA(国際自動車連盟)は、エンジンメーカーによるパフォーマンスの差を縮小することに来年から本腰を入れる。

2017年からのエンジンに関する新しいルールでは、F1にエンジンを供給するメルセデス、フェラーリ、ルノー、ホンダの4メーカーの差は1周0.3秒以内であるべきだと規定されている。

こうしたルールについて、FIAのエンジン責任者であるファブリス・ロムが、F1スペインGP(15日決勝)でメディアを集めて説明した。『Speedweek(スピードウィーク)』が伝えている。

「われわれは単純にラップタイムを見るわけではない。エンジンのパフォーマンスを計算できるシミュレーション・ツールを持っている」

こうしたツールを使って、シーズン序盤にエンジンの比較を行うとロムは話している。

「エンジンの差が大きすぎるという印象を得た場合は、ストラテジーグループに報告を提出し、そこで適切な手立てが取られる」

しかし、圧倒的な強さを誇るメルセデスAMGのようなチームは、FIAによる調査が行われる序盤の3戦で実力を見せないことも考えられる。

■まだ不十分だと見るカスタマーチーム

チーム関係者6人による恒例の金曜記者会見で、エンジンに関するルールについて聞かれたレッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、「十分ではない」と話している。

「これはメーカーとFIAの間の非常に柔軟な合意に過ぎない。価格を少しいじり、差を少し縮め、供給義務も実際には適用しないといった非常に弱い合意だ」

「しかし、明るい面を見れば、何もないよりマシということだろう」

同じ質問に対してフォース・インディアの副チーム代表ボブ・ファーンリーは、「われわれは態度を保留する」とだけ答えた。

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