F1第19戦アメリカGP(サーキット・オブ・ジ・アメリカズ)を前に、先日トヨタと提携を発表したばかりのハースF1で今シーズンからテクニカルディレクターを務めているアンドレア・デ・ゾルドが次のように語った。
海外メディアでは、このアメリカGPからトヨタ製フロントウィングがお目見えすると噂されており、トヨタとハースのコラボレーションに注目が集まっている。
■アンドレア・デ・ゾルド(ハースF1チーム テクニカルディレクター)
・主なアップデート
「オースティンでは、シーズン終盤に向けた主なアップデートを投入します。主にフロアとボディワークのさらなる開発が含まれます。目標はいつも通り、空力負荷を改善してクルマをより速くすることです。
ラップタイムを大幅に短縮するのは難しいので、小さな数字の話になりますが、中団での激しい戦いでは、どんな小さな進歩も重要です。これは、我々のパッケージの開発とさらなる進化であり、新しいものではありませんが、クルマの外観は少し変わります」
・サーキットの特性
「サーキット・オブ・ジ・アメリカズは、クルマにとってもタイヤにとっても、またドライバーにとっても極めて厳しいトラックです。なぜなら、歴史的に見て、非常にバンピーなトラックだからです。
昨年はポイントを獲得できませんでしたが、我々にとってはまともなレースでしたし、今回も良いレースになると思います」
・目標
「(ハースはコンストラクターズ選手権で)6位を争っているというのは、とてもいい気分です。達成するには、本当に全力を尽くさなければなりません。チーム全体が今シーズンを成功させるために多くの努力をしてきたので、それを達成できれば素晴らしいことになります。」