記事要約
・フェルスタッペンはモナコ予選5番手、マシンの弱点が露呈
・低速区間と縁石処理に課題、FP3から苦戦が続く内容に
・決勝は2ストップ義務ルールで、戦略次第で波乱の展開も
F1第8戦モナコGP予選で、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は5番手に終わった。FP3から低速セクターでの苦戦が続いており、マシンの弱点が露呈するかたちとなった。決勝では2ストップ義務という特別ルールが導入され、戦略次第で順位が大きく動く波乱の展開が予想される。
■マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
予選:5番手
スターティンググリッド:4番手(ハミルトン3グリッド降格)
「FP3の時点で、ある程度の限界は見えていましたが、特にセクター2がかなり遅くて、それが残念でした。もっと速いペースを期待していましたが、やはりこのマシンは低速区間が弱点ですね。縁石の乗り越え方もこのマシンの課題で、これは以前からの傾向です。全体的にフィーリングもバランスもいまひとつで、今日は5番手止まりでした。
ルイス(ハミルトン)との件については、フェラーリが彼に『僕がファストレーン(レーシングライン)でゆっくり走っている』と伝えていたと聞いています。ですから、彼に非はありませんし、彼のせいではありません。でも、あの瞬間はかなり怖かったですね。
明日の決勝は、2ストップ義務がどう作用するか次第です。こちらに有利に働くこともあれば、逆に不利になることもありますので、今の段階ではまったく読めません。モナコは抜きにくいサーキットなので、戦略にすべてがかかっています。レースの展開次第ですね。」
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