・ピレリが2026年F1向け新タイヤを発表、ロゴはチェッカーフラッグ採用
・識別色は従来通りで5種類のコンパウンド差をより明確に拡大
・新レギュレーションでサイズ縮小、12月15日に正式公認予定
ピレリは2026年F1シーズン向けの新タイヤレンジを発表した。アブダビのヤス・マリーナ・サーキットで開催中の全チーム参加によるグループテストに合わせ、今朝その詳細が公開された。
2026年型タイヤのサイドウォールには、新たにデザインされたグラフィックが施されている。2011年にF1専用サプライヤーとして復帰して以降14シーズンにわたり使われてきた象徴的なマーキングは一新され、「チェッカーフラッグ」をモチーフにしたロゴが統合された。これにより、歴史的なデザイン言語を継承しつつも、他のモータースポーツ用や市販品とは異なる独自の見た目を実現している。

各コンパウンドを識別するカラーリングは従来と変わらない。ハード=白、ミディアム=黄、ソフト=赤、インターミディエイト=緑、フルウェット=青が引き続き採用される。

2026年のP Zeroレンジは、これまで同様C1(最もハード)からC5(最もソフト)の5種類で構成される。パフォーマンスレベルは現行と同程度だが、各コンパウンド間の性能差がより明確で安定したものとなり、多様なレース戦略を促す狙いがある。
インターミディエイトおよびフルウェットのトレッドパターンは2025年仕様を踏襲する。

2026年の新レギュレーションに合わせ、タイヤ寸法は小型化された。ホイール径は18インチのままだが、トレッド幅はフロントが25mm、リアが30mm縮小。外径もフロントが15mm、リアが10mm小さくなっている。
今回のテストでは、各チームのドライバーがミュールカーを走らせ、新コンパウンドを実走評価している。タイヤレンジは技術規定に基づき、12月15日に正式に公認される予定だ。
新タイヤが2026年型マシンに装着されるのは、2026年1月26〜30日に行われるバルセロナでのテストが最初となる。また、この最新タイヤは今後数週間内に発表される各チームの新車発表イベントでも披露される見込みだ。
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