F1中止のサウジGP、高さ70m異次元コース新設へ、回帰を狙う巨大プロジェクト

2026年04月05日(日)8:33 am

記事要約


・サウジアラビアは新たなF1開催地としてサーキット建設を進めている

・サーキットを含むプロジェクト全体の進捗は39%に到達している

・ジェッダに代わる新サーキットは2028年のデビューを予定している


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中東情勢の悪化により、2026年のジェッダGP開催中止を余儀なくされたサウジアラビア。しかし、それでも同国のF1への野望は衰えることなく、むしろ加速している。

現在の市街地サーキットが使用できない状況となる中、注目は国家の長期プロジェクト「キディヤ」へと再び移っている。主催者はこのほど、建設の進捗に関する最新情報を発表した。

※キディヤ(Qiddiya):サウジアラビアが首都リヤド近郊で進めている、F1・観光・エンタメを融合させた未来都市プロジェクト

■全体進捗は39% 近未来型サーキットの全貌

公式発表によると、未来型サーキット「スピードパーク・トラック」を含むプロジェクト全体の建設進捗は、現在39%に達しているという。

設計の中心となるのが、「ザ・ブレード(The Blade)」と呼ばれる巨大構造物だ。高さ70メートル、20階建てのビルに相当する高架式コーナーが形成されるとされている。

■元F1ドライバーと巨匠による「夢の具現化」

設計を手掛けたのは、元F1ドライバーのアレックス・ブルツと、数多くのF1サーキットを設計してきたヘルマン・ティルケである。

このブレードは視覚的なランドマークであると同時に、観客がひとつの場所からより広範囲のコースを見渡せるよう設計されている。

新たに公開された建設現場の写真では、急勾配のランプ状セクション(傾斜区間)が急速に形作られている様子が確認されており、プロジェクトの規模と野心の大きさを改めて示している。

主催者は声明で次のように述べている。

「キディヤ・シティの建設は急ピッチで進んでおり、この巨大プロジェクトは日々完成に近づいています。我々の開発と進捗に引き続き注目してください。夢を現実へと変えていく様子をぜひ見届けてください」

■2028年のデビューを目指す

キディヤ・サーキットは、2021年からF1を開催してきたジェッダ市街地レースに代わる存在として計画されており、現在の契約が満了する2027年以降に置き換えられる見込みだ。

スケジュール通りに進めば、この新サーキットは2028年にカレンダーへ初登場し、F1史上最も革新的なコースのひとつとなる可能性がある。

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