FIA会長「ファンは必要ない」その真意とは?公平性重視の姿勢を強調

2026年05月19日(火)7:42 am

記事要約


・FIA会長ベン・スレイエム、公平性重視で人気は不要との姿勢を強調

・FIAはF1だけでなく、世界各地の多様な選手権を統括する組織だと説明

・FIAがなくなればF1も存在しないと、統括組織としての重要性を強調



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FIA(国際自動車連盟)会長モハメド・ベン・スレイエムは、2期目の再選後も自身のリーダーシップへの批判が続く中、人気を気にしていないと語った。

物議を醸してきたUAE出身のベン・スレイエム会長は、FIAの統治を巡る対立や内部の政治的緊張、そしてF1関係者との度重なる衝突によって、在任中を通じて批判を浴びてきた。

しかし、『Forbes』のインタビューでベン・スレイエム会長は、統括団体の役割は世論の支持を得ることではないと強調した。

「人々はFIAを理解していません」と彼は語った。

「FIAは連盟です。149か国に245の加盟団体があります。FIAはF1だけではありません」

■「ファンは必要ない」FIAの役割を強調

ベン・スレイエム会長は、F1は世界的なモータースポーツと自動車関連分野を統括する巨大組織の一部に過ぎないと説明した。

「F1はFIAのもとで行われる世界選手権です」と彼は述べた。

「カートもありますし、ラリーもあります。クロスカントリー、GT、フォーミュラEなど、多くの選手権があります」

また、FIAの本来の役割は中立かつ公平な統治であり、それによってファンから不人気になったとしても構わないとの考えを示した。

「我々の使命は何か?すべての人に公平であり、スポーツにとって最善を尽くすことです」と彼は語った。

「ご存じの通り、私は決してファンに好かれる存在にはなれないでしょう」

さらに、審判であるスチュワードの裁定には常に批判がつきまとうと述べた。

「スチュワードがドライバーのミスに対して5秒ペナルティを科せば、人々は不満を抱くのです」とベン・スレイエム会長は説明した。

しかし、FIAにとって人気は重要ではないと明言した。

「我々はファンを得るために存在しているのではありません。すべての人に公平であるために存在しているのです」と彼は語った。

「ファンは必要ありません。必要なのは敬意です。我々には公平性が必要であり、透明性が必要なのです」

■「FIAがなければF1は存在しない」と主張

ベン・スレイエム会長はまた、FIA、リバティ・メディア、各チームの間で続く権力争いの中、F1に対するFIAの統括権限を強く擁護した。

「FIAがなくなれば、F1もそれとともに消えるのです」と彼は語った。
「とても単純な話です。FIAがなければF1は存在しません」

さらに彼は、商業権保有者やチーム、会長は入れ替わっていくが、FIAそのものは永続的な存在だと指摘した。

「プロモーターは変わる可能性があります」とベン・スレイエム会長は述べた。

「チームも現れては去り、ドライバーも同じです。会長も入れ替わります。しかし、FIAは常に存在し続けます。私を排除してもF1は存在します。しかし、FIAを排除すればF1は存在しません。それだけ単純なことなのです。」

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